WORLD PERFORMANCE インタビュー第2弾(JAEGER STONE)
2016.04.01
WORLD PERFORMANCEのときに来日した海外からのトッププロ選手インタビュー第2弾として、今回はJAEGER STONEのインタビューをご紹介いたします。
NAME:Jaeger Stone
SAIL NUMBER:KA-120
BIRTHDAY:1990.10.2
BORN:Geraldton Western Australia
AGE:26歳
MAIN SPONSORS:STARBOARD、SEVERNE SAILS
今回来日した4人の海外トップ選手のうち、一番シャイでカラダつきもとてもきゃしゃだし、一見物静かな選手なのですが、いったん海へ出ると、その姿は一変し、大きなカラダに見えると同時に大胆でアグレッシブなパフォーマンスを次から次へと見せてくれる、さすがは昨年2015年の世界総合第3位のウェイブパフォーマーだと納得できるライディングを見せてくれる選手です。
初日に行われた大会では、ポートタックが得意だとする彼には苦手な御前崎だと思われていたものの、その予想は一瞬にして消え去り、この十分なパフォーマンスができるのであれば、得意とするポートタックとなったときには、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるのかと、誰もが想像したことでしょう。
それは、大会がコンディション不足で行われなかったオフの日に見せてくれた、風速4~5m/s程度の普段ではとても海に出ようとはしないようなコンディションの中で見せてくれたウェイブライディングでも証明されていました。
そのときの映像はこちら。
(このときの使用ボード:82L、使用セイル:5.2㎡)
https://www.youtube.com/watch?v=zx6RM7zioyw&feature=youtu.be
以下、インタビュー。
OCEANS MAGAZINE(以下OM):いつごろからウインドサーフィンを始めたのですか?
JAEGER:11歳のときにシェイパーである父親の影響でサーフィンやウインドサーフィンを始めたよ。その前も海では遊んでいたけど、そんなに本気になってはやっていなかったんだ。でも、なんだかやっているうちにだんだんうまくなって、そうしていくうちに面白くなってきて、そしたらウインドサーフィンも本気でやってみようかな、って思ってきたんだ。
OM:普段はどこでウインドサーフィンをやっていたの?
JAEGER:ウェストオーストラリアさ。特にジェラルトンかな。ここは風も吹くし、波もあるからね。とても良いトレーニングができるところなんだ。
OM:その後、PWAに出るようになったの?
JAEGER:そう。うまくなってきたときに初めてPWAのGran Canaria Pozoの大会に出場したんだ。それが15歳のときかな。
OM:15歳ですでにそんな凄い大会に出ていたの?
JAEGER:そう。ジェラルトンでトレーニングしていたから出られたんだと思う。
OM:11歳で始めて15歳でプロの大会に出られるなんて本当に凄いですね。あと、20歳のときにはオーストラリアでチャンピオンにもなっていますね。
JAEGER:そう、2011年にはオープンメンズでオーストラリアのWAVEチャンピオンにもなれたんだ。とてもラッキーだったね。同時にPWAも回り始めたしね。
OM:その後順調に成績も残して、昨年の2015年には総合で3位になりましたね。
JAEGER:そうなんだ。とても嬉しいよ。でも、やっぱり世界のトップになりたいね。
OM:それも時間の問題では?
JAEGER:そうだと嬉しいね。
OM:ここ御前崎はどうですか?
JAEGER:風も波もとても良いね。今回で2回目なんだけど、前回はあまり良いコンディションに合わなかったけど、今回はとても良い風と波に恵まれたし、楽しかったよ。それに、サポートしてくれる駒井さんをはじめ、ユウマとか、石井さんにも感謝してる。みんなとても親切だし、日本は素晴らしいよ。
OM:ありがとうございます。また来年もお会いできることを楽しみにしています。
大会映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8lBrp9c0u-8
facebook:https://www.facebook.com/worldperformanceeventinfo/
文:OCEANS MAGAZINE
写真:HARRY、OCEANS MAGAZINE
協力:STARBOARD JAPAN