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小川和幸info

今日(12/31)からの1週間気象情報について

2019.12.31

今日はついに今年2019年の最後の日、大晦日。皆さんは何をして今年最後の日を過ごしますか?

そして、明日からはいよいよ2020年の始まりです。しかも、待ちに待ったオリンピックイヤーです。楽しみですね。

まずは、気になる今日(12/31)現在の今日(12/31)から1週間の気象情報について、簡単に解説いたします。

 

今日(12/31)(火)は、低気圧を含む気圧の谷が抜けて、強い冬型の気圧配置となり、この冬一番の強い寒気も上空では南下してきます。

(12/31(火) 午前9時予想天気図)

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湘南では、低気圧や沖合で吹く南西寄りの風による波が上がり、今日いっぱいは続きそうです。また、風も、不安定ながらも北寄りの風が続きそうなので、まずまずのコンディションで乗り納めできそうですね。

 

あす2020年元日は、多少冬型の気圧配置は弱まるものの続き、上空の寒気は残りそうです。

1/1(水) 午前9時予想天気図)

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今日あった南西〜西寄りの波は徐々に弱まりそうですが、早めなら何とか遊べそうですね。良い初乗りになりそう!

風は、朝のうちは弱い北寄りですが、午前中のうちに北東〜東寄りに変わり、午後には南東〜南〜南西寄りに変わる可能性があります。

気になる初日の出も、多少雲はありそうですが、何とか見れそうです。ただし、上空の寒気はまだ残っているので、十分な防寒が必要でしょう。

 

2日(木)は、北日本ではまた冬型の気圧配置が続きそうですが、西日本から東日本では緩んでくるでしょう。

(1/2(木) 午前9時予想天気図)

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残っていた西寄りの波は、何とか続きつつもさらに弱まってしまいそうなので、早めが良さそうです。

風は、弱い北〜北東寄りのの風が続き、午後は弱い東〜南東寄りの変わるでしょう。

 

3日(金)は、北日本でも冬型の気圧配置が緩んできそうですが、上空の寒気は残りそうです。

(1/3(金) 午前9時予想天気図)

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沖合では西寄りの風が吹き続けそうなので、多少西〜南西寄りの波の反応が良くなりそうです。潮回りをうまく使って入りましょう。

風は、朝のうちは多少強めの北〜北東寄りの風が吹きそうですが、その後は弱い北〜北東寄りの風が続くでしょう。

 

4日(土)は、弱い冬型の気圧配置が続く見込みです。

(1/4(土) 午前9時予想天気図)

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西〜南西寄りの波が弱いながらも何とか続くでしょう。

風は、弱い北〜北東寄りの風が続く程度でしょう。

 

5日(日)〜6日(月)にかけても、北日本では弱い冬型の気圧配置が続きそうですが、西〜東日本では、高気圧に覆われてきそうです。

(1/5(日) 午前9時予想天気図)

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(1/6(月) 午前9時予想天気図)

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西〜南西寄りの波は弱まりそうですが、東海上の高気圧からの吹き出しによる東〜南東寄りの波が多少反応してきそうです。

風は、両日共に、朝のうちから午前中は強めの北〜北東寄りの風が続き、午後は弱まってくるでしょう。

 

7日(火)は、はじめ全国的に高気圧に覆われそうですが、西から低気圧が近づき、夜には東海上へ抜けて、8日にかけて再び冬型となる見込みです。

(1/7(火) 午前9時予想天気図)

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(1/8(水) 午前9時予想天気図)

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ちなみに、御前崎では、今日12/31(火)から1/4(土)までは、冬型の気圧配置が続くのと、上空の寒気が残りそうなので、北西〜西寄りの風が吹き続けそうです。また、1/5(日)も、上空の寒気次第では、吹き続ける可能性もあります。

この週末には全日本アマチュアウェイブ選手権大会も開催される予定なので、期待しましょう!

 

最後に、今年1年間、ありがとうございました。

来年も、引き続きよろしくお願い致します。そして、皆様にとって素晴らしい1年となりますように!

良いお年を。

 

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

12月31日(火)午前8時発表

 

 


今週末の湘南は荒れそう。

2019.06.14

明日15日(土)は、西日本の低気圧が発達しながら北東へ進み、その低気圧から伸びる温暖前線が北上し、それと同時に寒冷前線も接近してくる見込みです。

その影響で朝から関東地方は雨で、時折強く降ることもありそうです。また、雷も伴い、激しく雨が降ることもありそうです。

風は、朝から北東~北寄りの風が強く、強ければ12~15m/s程度吹いてきそうです。

波も、東海上へ遠ざかる高気圧からの吹き出しや、低気圧に吹き込む東~南東寄りのうねりが徐々に強まりそうです。ただし、北東~北寄りの風が強く、うねりは強まりつつあるものの、風に抑えられた状態が続いてしまうでしょう。

ちなみに雷が鳴っている場合には、絶対に海には入らないようにしましょう。

(6月15日(土)午前9時予想天気図)

15.9

 

16日(日)は、低気圧は日本海をゆっくりと東へ進み、低気圧から伸びる寒冷前線も南下していきそうなので、天気は回復してきそうです。

ただし、風は強く、南西寄りの風が12~15m/s程度吹く可能性があります。

前日までの東~南東寄りのうねりに加え、南~南西寄りの風波も強まり、ジャンク&ハードとなり、クローズする場所もありそうです。

サーフィンは風をかわす場所を選んだ方が良さそうですが、潮の流れが強いので十分な注意が必要で、ビギナーなどは控えた方が良いでしょう。

ウインドサーフィンは、ウェイブコンディションとなる可能性があるので、エキスパートは楽しめそうです。ただし、波も高く、潮の流れも強いので、十分に注意してください。

(6月16日(日)午前9時予想天気図)

16.9

この週末は海上では荒れそうなので、ヨットやボートなどは控えた方が良いでしょう。

なお、低気圧や前線などにより大きく予報が変わることもありますので、常に最新の気象情報を確認するようにしてください。

 

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

6月14日(金)午後8時発表


ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会の気象について

2019.05.09

世界のウインドサーフィンのスラローム大会である「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会」がいよいよ明日から神奈川県の津久井浜海岸にて開催されます。

大会会場ではほぼ準備が整い、あとは明日からの大会が開催されるのを待つのみとなっています。また、世界からのトッププロ選手たちはすでに会場入りして、良い風が吹いていたきょうは、大会会場にて最終調整をしていました。

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あす10日(金)から始まるこの大会は15日(水)まで開催されているので、お時間のある方は、ぜひ会場まで足を運んでいただき、間近で世界のトッププロ選手たちの走りを観てみてください。もちろん、日本のトッププロ選手たちも出場しますので、世界にどこまで通用するかが非常に楽しみです。

さて、気になる大会期間中の風はどうなのでしょうか。

今後の気象について、簡単に解説いたします。

 

大会初日となる明日10日(金)は、高気圧に覆われるものの、南海上には弱い気圧の谷があり、小さな低気圧が接近してきそうです。ただし、大きな影響はなく、午後は多少雲が出てきますが、午前中は晴れてくるでしょう。

風は、午前中は北寄りの風が弱く吹く程度で、午後から多少南寄りの風が吹いてくるでしょう。今のところ、午後は4~6m/s程度吹く可能性があります。

(5月10日(金)午前9時予想天気図)

5.10

 

11日(土)も、日本海北部に中心を持つ高気圧に覆われるものの、引き続き、南海上には弱い低気圧や気圧の谷が停滞するでしょう。その影響で雲が多い1日となるでしょう。

風は、午前中のうちは弱い北~北東寄りの風で、午後から南~南東寄りの風が吹いてきそうです。強く吹いても4~5m/s程度でしょう。

(5月11日(土)午前9時予想天気図)

5.11

 

12日(日)は、日本海北部に中心を持つ高気圧が徐々に東へ進みそうです。天気は雲が多少出やすいもののおおむね晴れるでしょう。

風は、朝のうちは弱い北東寄りの風ですが、昼前ころから南東寄りの風が吹いてきて、午後には南東~南寄りの風となりそうです。ただしあまり強まることはなく、吹いたとしても5~6m/s程度でしょう。

(5月12日(日)午前9時予想天気図)

5.12

 

13日(月)は、さらに高気圧の中心が東へ移動してきそうです。その影響で、晴れそうですが、雲も出やすいでしょう。

風は、午前中から南東寄りの風が吹き続け、午後にかけて南寄りに変わりつつ多少強まってきそうです。午後には南寄りの風が6~7m/s程度となる可能性があります。

(5月13日(月)午前9時予想天気図)

5.13

 

14日(火)は、さらに高気圧は東海上へ進んでいく見込みです。1日通して雲が多い日となるでしょう。

風は、朝から南西寄りの風が吹きそうで、午前中から7~8m/s程度は吹きそうで、午後にはさらに強まり、9~11m/s程度吹いてくるでしょう。

(5月14日(火)午前9時予想天気図)

5.14

 

最終日となる15日(水)は、さらに高気圧は東海上へ遠ざかり、雲が多くなりそうです。

風は、14日(火)同様に朝から南西寄りの風が吹き続け、午前中は7~8m/sで、午後には9~11m/s程度となりそうです。

(5月15日(水)午前9時予想天気図)

5.15

 

このように、大会期間中の前半は微風が予想されますが、後半は南~南西寄りの風が強まる可能性が出てきました。風さえ吹けば本来の白熱したスラロームレースが多く行われる可能性があります。また、前半の微風でも、日射によるオンショアが多少強まる可能性もあり、弱くても正式種目となっているフォイルレースは十分に行われる可能性がありますので、こちらも多少は期待できそうです。世界のフォイルレースも間近で観れるチャンスなので、こちらも見逃せません。

なお、高気圧や低気圧の動きによっては大きく予報が変わる可能性がありますので、常に最新の気象情報をご確認ください。

 

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

5月9日(木)午後10時発表


5月10日(金)からの気象について

2019.05.07

さて、いよいよ今週の10日(金)より、神奈川県津久井浜海岸にて、[ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀•三浦大会]が開催されます。

世界のワールドカップ選手たちが集結して、世界のスラロームレースが間近で観れるチャンスです。もちろん、日本のトッププロ選手たちも出場します。ぜひ、お時間のある方は観に行きましょう。

 

ところで、今日時点での気になるその時の気象について、簡単に解説いたします。

まず、大会初日となる10日(金)は、気圧の谷が抜けて南海上から高気圧が張り出してくる見込みです。お天気は雲は多少出るものの、大きな崩れはなく、晴れるでしょう。

風は、朝のうちは弱い北寄りの風ですが、昼前頃から東〜南東寄りに、そして午後には南〜南西寄りに変わって少し吹いてきそうです。最大で4〜6m/s程度でしょう。

(5月10日(金)午前9時予想天気図)

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11日(土)は、引き続き高気圧に覆われそうですが、多少東へ進むので、多少雲が出てきそうです。

風は、高気圧からの吹き出しで、朝から南〜南西寄りの風が吹き続けそうです。

午前中から6〜8m/s程度吹いてくる可能性があります。

(5月11日(土)午前9時予想天気図)

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12日(日)は、南海上に低気圧が近づいてきそうです。その影響で雲が多く、雨も降りやすいでしょう。

風は、北東寄りの風が朝から吹いてきそうです。午前中は、4〜5m/s程度、午後は東寄りに変わり、4〜5m/s程度吹いてくるでしょう。

(5月12日(日)午前9時予想天気図)

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13日(月)は、東海上に抜けた低気圧は弱まり、オホーツク海に中心を持つ高気圧に覆われそうです。引き続き、雲が多いお天気となるでしょう。

風は、午前中は北〜北東寄りの風が6〜7m/s程度、午後には東〜南東寄りに変わりつつ4〜5m/s程度となるでしょう。

(5月13日(月)午前9時予想天気図)

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14日(火)は、高気圧が次第に東へ進み、西からは気圧の谷が近づいてきそうです。雲が多いお天気となるでしょう。

風は、初め弱い南寄りの風ですが、午後にかけて南〜南東寄りの風が多少強まる可能性があります。

(5月14日(火)午前9時予想天気図)

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15日(水)は、気圧の谷は抜けて高気圧に覆われてくる見込みです。

風は北東寄りの風が弱く吹く程度でしょう。

(5月15日(水)午前9時予想天気図)

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今のところこのような気象となっていますが、この時期は日々予報が変わりやすいので、大きく変わる可能性もあります。常に最新の気象情報を確認するようにしましょう。

 

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

5月7日(火)午前11時発表


GW前半の気象について

2019.04.25

いよいよ今週末から待ちに待ったGWの始まりです。

それに平成が終わり、記念すべき令和の始まりでもあります。

お天気に合わせて有意義に過ごしたいところですね。

それでは、気になる湘南のGW前半の気象について簡単に解説いたします。

 

まず、27日(土)は、南海上にあった前線が北上し、その前線上に低気圧が発生して朝に関東地方を通過していく見込みです。また、低気圧が東海上へ進むにつれて、一時的に冬型の気圧配置となるでしょう。その影響で、湘南では、朝から雲が多く、朝方は雨が降っている場所もありそうです。

風は、午前中にかけて北~北東寄りの風が強めに吹き、おそらく強いところで8~9m/s程度吹きそうです。また、夜も一時的に北寄りの風が強まる可能性があります。

波は、それまで続いていた南東~南~南西寄りのうねりは抑えられ、スモールとなってしまうでしょう。ちなみに、御前崎方面では、冬型の気圧配置となることで、西北西寄りの風が強まり、特に午後には15~18m/s程度吹いてくるでしょう。御前崎では、春のウェイブが楽しめそうです。

(4月27日(土)午前9時予想天気図)

4.27

 

28日(日)は、西から張り出す高気圧に覆われてきそうです。お天気も回復してくるでしょう。

北寄りの風は弱まり、午前中は北~北東寄りの風が4~5m/s程度で、午後は南東~南寄りに変わってきそうですが、あまり強まることはなく、3~4m/s程度でしょう。

波は、湘南ではスモールが続き、弱い南東寄りのうねりが続く程度でしょう。

(4月28日(日)午前9時予想天気図)

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29日(月)は、日本付近を覆っていた高気圧の中心が徐々に東海上へ遠ざかっていく見込みです。お天気も晴れが続きそうですが、午後からは雲が出やすいでしょう。

風は、朝から弱い南寄りの風が吹き続け、午後にかけて多少強まりそうです。午前中は、6~7m/s程度で、午後には7~8m/s程度となるでしょう。

波は、面はザワつきつつも南東寄りのうねりは弱く続き、午後には南東寄りのうねりや、風の強まり次第では、多少南寄りの風波が強まってくる可能性もあります。

(4月29日(月)午前9時予想天気図)

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30日(火)は、高気圧がさらに東へ遠ざかり、西からは新たな気圧の谷が近づいてくる見込みです。その影響で、お天気は西から下り坂となるでしょう。

風は、朝から南~南西寄りの風が吹き続けそうです。ただし、今のところそこまで強まりそうもありませんが、西から近づく低気圧次第では強まってくる可能性もあります。今のところ、1日通して吹いたり弱まったりの不安定な風となりそうですが、平均して6~8m/s程度でしょう。

波は、面はザワつき、遠ざかる高気圧からの吹き出しによる南東寄りのうねりが多少強まってくるでしょう。

(4月30日(火)午前9時予想天気図)

4.30

 

5月1日(水)は、低気圧から伸びる前線が朝のうちに関東地方を通過して、そのまま停滞する可能性があります。お天気は雲が多く、前線の動き次第では雨が降りやすく、大気の状態も不安定となりそうなので、雷の可能性もあります。

風は、前線の通過時には南寄りの風が強まり、その後は前線の位置にもよりますが、弱い南寄りの風か北寄りの風となるでしょう。

波は、引き続き南東寄りのうねりが何とか続き、前線の通過に伴って南寄りの風波も強まる可能性もあります。

(5月1日(木)午前9時予想天気図)

5.0

 

2日(木)は、前線が南海上に南下していく見込みです。お天気は引き続き雲は多くなりそうですが、前線の位置次第では、晴れ間も出る時もあるでしょう。

風は、朝から午前中のうちは北~北東寄りの風が弱く、午後には南寄りも変わって多少強まる可能性もあります。

波は、南~南東寄りのうねりが何とか続くでしょう。

(5月2日(木)午前9時予想天気図)

5.2

 

今のところこんな感じです。

なお、前線や低気圧の動きなどによって大きく予報が変わる可能性もありますので、常に最新の気象情報をチェックして、注意報や警報等にも注意して、安全にマリンスポーツを楽しみましょう。

 

4月25日(木)午後5時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

 

 

 


いよいよウインドシーズンの到来か!

2018.11.28

早いもので、今週末からいよいよ12月の師走に入ります。

そして、やっと寒気も南下してきて、いよいよ冬のウインドシーズンの到来となりそうです。

まずは、今週末の12月1日(土)は、北海道付近を低気圧が通過して、北日本を中心に冬型の気圧配置になりそうです。

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その影響で、湘南などでは北寄りの風が弱く吹く程度となりそうですが、御前崎では、北西寄りの風が13〜15m/s程度吹いてきそうです。南寄りの波は弱まってしまいそうですが、そこそこウインドサーフィンは楽しめそうです。

2日(日)は、冬型の気圧配置は緩み、高気圧に覆われる見込みです。

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ただし、御前崎では東寄りの風が、8〜9m/s程度吹きそうです。

ちょうど今週末は、静岡県掛川市菊川ポイントにて、JWA JAPAN TOUR スラローム第2戦 掛川スラロームが開催されるので、楽しみですね。

3日(月)は、日本付近を覆っていた高気圧は東海上へ進み、西からは低気圧からのびる前線が徐々に南下してくるので、西日本から東日本にかけて南寄りの風が強まりそうです。

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湘南などでは、10〜12m/s程度吹き、高気圧からの吹き出しによる南東〜南寄りのうねりも少し入りそうなので、ウェイブが楽しめそうです。

4日(火)は、前線がさらに南下してきそうなので、南西寄りの風に変わり、12〜15m/s程度吹きそうです。湘南などでは引き続きウェイブが楽しめるでしょう。

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ただし、前線の動きによっては午後は弱まる可能性もあるので、まず早めが良いかも。

5日(水)は、一旦高気圧に覆われそうですが、6日(木)から8日(土)にかけては日本海を低気圧が北東へ進み、寒気が南下して冬型の気圧配置が続きそうなので、御前崎では、北西寄りの風が吹き続けそうです。

湘南でも、寒気が強ければ、西寄りの風が吹く可能性もあります。

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いよいよウインドシーズンの到来なので、これからの気圧配置は要チェックです!

11月28日(水)午後3時発表

情報提供:WATER  KIDS JAPAN

                小川和幸気象予報士


今年最後の台風うねり?

2018.11.19

今日現在、フィリピンの南東海上には熱帯低気圧がありますが、この熱帯低気圧は明日には台風になる可能性があります。でも、そのまま北西へ進んでいきそうなので、日本にそのうねりが届くことはなさそうです。

しかし、そのあとにまた新たな台風が発生する可能性があります。

今のところ、明日20日(火)の夕方か夜あたりに、日本のはるか南東海上に熱帯低気圧が発生し、それが20日(火)の夜か21日(水)の未明ころに台風になる可能性があります。

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(11月21日(水)午前0時予想天気図)

その後、徐々に発達しながら北西へ進み、22日(木)ころにはマリアナ諸島付近を通過して、23日(金)から24日(土)ころにはなお発達しながら進路を北から北東へ変え、小笠原諸島の南海上を通過して、25日(日)から26日(月)にかけて東海上へ遠ざかっていく見込みです。

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(11月24日(土)午前6時予想天気図)

日本へは、24日(土)の朝には沖縄から奄美、そして西日本から東日本の太平洋側の広い範囲にこの台風からの南~南東寄りのうねりが到達する可能性があり、夕方までにはさらにうねりが強まって、東北の太平洋側にも到達する可能性があります。

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(11月24日(土)午前6時波浪周期予想図)

その後、25日(日)も台風からの南寄りのうねりは強まりながら続き、風も西高東低の弱い冬型の気圧配置となりそうなので、北寄りの風によりうねりは整えられ、どこも中上級者を中心にサーフィンは楽しめそうです。ちなみに御前崎などでは、西寄りの風により、ウインドサーフィンのウェイブが楽しめそうです。

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(11月25日(日)正午予想天気図)

26日(月)は、徐々に冬型の気圧配置は緩みそうなので、南寄りのうねりは徐々に北寄りの風に抑えられ、弱まりつつも、再び反応が良くなる可能性があります。

27日(火)は、さらにうねりは弱まってしまいそうですが、朝のうちであれば、冬型の気圧配置は弱まり、高気圧に覆われそうなので、何とか遊べそうです。ただし、午後になると、次の上空の寒気の影響で東~北日本は強い南西~西寄りの風が吹いてきそうです。湘南などでは、台風からのうねりはすでに弱まっているかもしれませんが、久しぶりにウインドサーフィンのウェイブが楽しめるかもしれません。

まだ台風になるかどうかもわからない中での予報なので、まだ何とも言えませんが、今年最後の台風うねりになるかもしれないので、期待したいところですね。

ただし、台風の動きによっては大きく予報が変わる可能性もあるので、今後の台風情報には十分に気を付けてください。

 

11月19日(月)午後2時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

 


まだまだ南海上から目が離せませんよ!

2018.11.16

今日11/16(金)現在、南海上には熱帯低気圧になりそうな雲のかたまりがあります。

この雲のかたまりが、このあと徐々にまとまりだして、熱帯低気圧から台風になる可能性があります。

まだ、何とも言えませんが、現在の予想だと、このあと徐々に発達しながらあすかあさってには熱帯低気圧から台風になる可能性があります。ただし、コースとしては、そのまま西へ進み、フィリピンの方へ進んでいく見込みです。

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(11月19日(月)午前9時予想天気図)

そうなれば、21日(水)ころには沖縄へ、22日(木)ころには奄美から西日本の太平洋側へ、23日(金)ころには東日本の太平洋側へ、この台風からの南寄りのうねりが届く可能性があります。ただし、台風があまり強くないのと、あまり大きくないので、うねりとしては、台風スウェルという感じではないかもしれませんが。

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(11月23日(金)午前9時波浪(周期)予想図)

また、その後、23日(金)ころには、新たな台風が南海上に発生する可能性もあります。

この季節になると、台風が発生したとしても、それほど発達はしなく、日本付近にも接近してこないので、あまり強いうねりは到達しなさそうですが、まだまだ発生する可能性はあるので、多少は期待したいと思います。

南海上からは、まだまだ目が離せませんよ!

 

11月16日(金)正午発表

WATER KIDS JAPAN 気象予報士 小川和幸気象予報士


今後の気象について

2018.08.08

午後6時現在、房総半島の南東海上を北北西へ10km/hで進んでいる台風13号は、今後もゆっくりと北上して、今夜から明日にかけて関東から東北南部へ最も接近、もしくは上陸する可能性があります。

(8月9日(木)午前6時)

8.9.6

(8月9日(木)午後6時)

8.9.18

関東では今夜が雨や風のピークとなり、東北南部ではあすの午後がピークとなりそうです。また、関東から東北南部の太平洋側にかけては大雨となることから、土砂災害や浸水、洪水の可能性もありますので、早めの避難等が必要です。すでに各自治体より発表されている場所もありますが、避難勧告等が発表された場合には、速やかに避難することが必要です。ちなみに避難勧告と避難指示の違いは、避難勧告は、速やかな避難が必要な場合に発表されるもので、発表された時点で避難すればまだ間に合うことが多いのですが、避難指示が発表された場合には、すでに避難を完了していることが必要である場合に発表されるもので、最終的に発表される最終段階のもので、避難しようとしてもすでに土砂災害が発生しているか、浸水や洪水が発生している場合が多く、避難しようとしてももう間に合わないことがあります。いわばもう手遅れにある可能性が高く、そこで避難していないと間に合わないという意味も含まれています。ですから、もし避難指示が発表された場合には、どこかですでに災害が発生している可能性があるので、避難する場合にはかなりの注意が必要で、もし浸水や洪水がかなり進んでいて避難場所等へ行けない場合には、自宅の2階や屋根の上など垂直避難するしかないことも考えられます。これらから、避難指示の発令を待ってからというよりも、避難勧告や、避難準備(高齢者等避難開始)情報が発令された場合には、速やかに避難を開始することが必要です。避難準備情報だからと言って準備するだけで避難をまだしなくて良いということではなく、高齢者や自力で避難をすることができない方はもちろん、それ以外の方でも周りの方に声をかけながら避難を開始すれば、かなり余裕をもって避難をすることもできるし、何もなければ訓練だと思って実施することが重要だと思います。

話が少しそれましたが、台風13号の動きについては油断できないので、常に最新情報をチェックして早めに行動するようにしましょう。

また、あすは台風13号は進路を北東へ変えつつ北上していきそうですが、相模湾では朝のうちから南西寄りの風が強まりそうなので、台風による南東寄りのうねりと南西寄りの風波が強まってきそうなので、引き続きジャンクでハードな状況となりそうなので、十分に注意しながら海に入るようにしましょう。

あと、本日台風14号がフィリピンの東海上で発生しています。

台風14号は、今後も勢力をやや保ちながら北上していきそうです。今のところ、12日(日)ころに奄美大島へ接近して、同日夜には東シナ海へ抜けていく見込みです。

南西諸島や奄美大島周辺では、台風14号はあまり勢力は強まらない見込みですが、接近・通過する12日(日)前後は注意が必要です。

また、そのほかの太平洋側では、台風13号による南東~南~南西寄りのうねりは10日(金)には徐々に落ち着いてきそうですが、11日(土)~12日(日)には台風14号からの南~南西寄りのうねりが西日本から関東の太平洋側において新たに反応してきそうです。また、13日(月)以降はさらにうねりの反応が良くなり、特に西日本ではハードとなる可能性もあります。

(8月10日(金)午前9時)

8.10

(8月11日(土)午前9時)

8.11

(8月12日(日)午前9時)

8.12

(8月13日(月)午前9時)

8.13

(8月14日(火)午前9時)

8.14

(8月15日(水)午前9時)

8.15

あと、まだ何とも言えませんが、14日(火)ころには日本のはるか東海上から台風がやってきて西へ進んでくる可能性もあります。

台風13号以降もまだまだ日本の南海上などでは目が離せません。今後の情報には十分に注意しましょう。

 

情報提供:WATER KIDS JAPAN

8月8日(水)午後8時発表


GWの気象について

2018.04.27

さて、いよいよあすからゴールデンウィークのはじまりです。海に行く方も多いかと思いますが、気になるこのゴールデンウィーク中の気象について簡単に解説いたします。

 

まず、あす28日(土)は、東日本や北日本には気圧の谷が残るものの、西から高気圧に覆われてくる見込みです。

(4月28日(土)午前9時予想天気図)

4.28

湘南では、朝のうちは北東寄りの風が吹いていますが、あまり強く吹くことはないでしょう。

また、昼前ころから太陽からの日射の影響もあり、南寄りの風に変わりはじめ、昼過ぎから夕方にかけて南寄りの風が多少強まってくるでしょう。最大では6~8m/s程度吹く可能性があります。

ただし、風波はあまり上がらず、面がざわつく程度でしょう。

 

29日(日)は、高気圧の中心は徐々に東海上へ抜けていき、西からは気圧の谷が近づいてくる見込みです。

(4月29日(日)午前9時予想天気図)

4.29.9

湘南は、朝から南寄りの風が吹いて、午後にかけて南~南西寄りの風が多少強まってくるでしょう。風速としては、午前中は3~4m/s程度で、午後は6~8m/s程度吹いてきそうです。

風波も、前日からの風の影響もあり、ざわつきながらも小波程度でサーフィンはできるでしょう。

 

30日(月)は、高気圧は東海上へ抜け、西から気圧の谷が近づいてきそうです。ただし、あまり大きな影響はなく、大きなお天気の崩れもないでしょう。

(4月30日(月)午前9時予想天気図)

4.30

風は、午前中のうちは3~5m/s程度で、午後は4~6m/s程度でしょう。

波は、前日までの風波は多少落ち着いてきそうですが、高気圧からの吹き出しによる南東寄りのうねりの反応が多少良くなりそうです。

 

5月1日(火)は、西からの気圧の谷の影響を受けやすく、雲も多くなりがちですが、大きなお天気の崩れはないでしょう。

(5月1日(火)午前9時予想天気図)

5.1

風は、午前中のうちはほぼ無風に近いか、弱い南寄りの風で、ほとんど気になる風ではないでしょう。南東寄りのうねりの反応はさらに良くなるそうなので、サーフィンするなら午前中がねらい目でしょう。

午後からは南寄りの風が多少吹いてきて、4~6m/s程度となりそうなので、面はざわついてくるでしょう。

 

2日(水)は、日本海を低気圧が発達しながら低気圧が北東へ進んでいく見込みです。

(5月2日(水)午前9時予想天気図)

5.2

この影響で、お天気は西から下り坂となるでしょう。

風は、朝から南~南西寄りの風が吹き、午前中は5~7m/s程度で、午後からは徐々に強まり、8~10m/s程度吹いてくる可能性があります。ただし、前線の影響で不安定で、あまり安定しないでしょう。

波も、南東寄りのうねりに加え、南~南西寄りの風波が多少上がってきそうです。

 

3日(木)は、低気圧や低気圧から伸びる前線の影響で、朝から南~南西寄りの風が強く吹きそうです。また、前線の位置次第ですが、お天気も不安定で、曇りや雨が降る可能性があります。

(5月3日(木)午前9時予想天気図)

5.3

風も前線の位置次第ですが、今のところ、午前中は、南~南西寄りの風が10~12m/s程度で、午後からはさらに強まり、13~15m/s程度吹く可能性があります。海では、大荒れとなるでしょう。

ウインドサーフィンは上級者向けのコンディションとなり、サーフィンも風波ながらもサイズアップしてきそうですが、潮の流れも強く、ジャンクとなりそうなので、中級者以下は控えた方が良いでしょう。

 

4日(金)は、前線は南東海上へ遠ざかり、西から高気圧に覆われてきそうです。お天気は、回復しそうですが、朝から雲の多いお天気となるでしょう。

(5月4日(金)午前9時予想天気図)

5.4

風は、朝のうちは北寄りの風が強く、昼頃にかけて徐々に弱まり、午後には高気圧が南寄りに偏りそうなので、南~南西寄りの風が多少入る可能性があります。

波は、南東寄りのうねりは続き、また、前日の南~南西寄りの風波はまとまり、朝のうちはサーフィンできそうですが、徐々に抑えられてサイズダウンし、午後も残りそうなものの、風は入り、面がざわつきそうなので、まずは早めが良いでしょう。

 

5(土)~6日(日)にかけては、高気圧が東海上へ移動するとともに、西から新たな気圧の谷は近づいてきそうなので、南~南西寄りの風や波が強まる可能性があります。

 

4月27日(金)午前10時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

 


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小川和幸info

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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