小川和幸info
第17回サバニ帆漕レース開催!
2016.06.25
いよいよ今年も今週末に第17回サバニ帆漕レースが沖縄県座間味にて開催されます。
自分は前職の時からこのサバニレースのオフィシャル気象情報を担当させていただいていて、昨年独立してからも光栄にもお声をかけていただき、引き続きオフィシャル気象情報を担当させていただいています。でも、昨年は都合により現地へは行けなかったのですが、今年はこの時期ちょうど奄美にいるということで呼んでいただき、また2年ぶりに来ることができました。
やはり座間味は綺麗のひとこと。
海の色は青く澄んで、空の青とはまた違った綺麗な青。砂は真っ白で、サンゴからの優しい砂でビーチは素晴らしく美しいです。
奄美とはまた違った素晴らしさがあり、癒されます。
ちょうど2年前にこちらに来させていただいたとき、この南国の雰囲気と心に刺さるものがあり、退職して独立を決心させていくれた島でもあります。
今年も島は優しく迎えてくれています。
さて、きょうからサバニ帆漕レースが開催されていますが、きょうはその前哨戦ということで、港から古座間味ビーチまでのマリリンカップが行われました。
自分がフェリーで座間味に着くやいなや、このマリリンカップがスタートしました。
あすの本戦には全部で38艇ものサバニが出場しますが、きょうはその半分くらいでしょうか。
でも、あすの本戦を前に、腕試しという感じで出場戦は本気で戦っていました。
さて、いよいよあすは本戦です。ここのところ風が強すぎて、うねりも高まり、2年連続して那覇までのレースは中止となり、島内レースに変更されています。
でも、あすは何とか風もそんなに強くはなく、うねりもあまりなさそうなので、何とかできそうです。ただし、前線が南下してきているので、きょうも何度か夕立のようなスコールがありましたが、あすもこのスコールは起きやすく、きょうよりも雲も多くなりそうです。
地元座間味中学校チームも出場し、今年中学3年生となるチームは今年で最後で、2年連続して那覇まで行けてないので、何とかレースを成立させてあげたいものです。
どうか海の女神よ、そして座間味の海よ、レースが無事できますように!そして安全に、誰もけがなく、レース後に笑っておいしいお酒が飲めますように!
記事・写真:OCEANS MAGAZINE
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。