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小川和幸info

まだまだ南海上から目が離せませんよ!

2018.11.16

今日11/16(金)現在、南海上には熱帯低気圧になりそうな雲のかたまりがあります。

この雲のかたまりが、このあと徐々にまとまりだして、熱帯低気圧から台風になる可能性があります。

まだ、何とも言えませんが、現在の予想だと、このあと徐々に発達しながらあすかあさってには熱帯低気圧から台風になる可能性があります。ただし、コースとしては、そのまま西へ進み、フィリピンの方へ進んでいく見込みです。

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(11月19日(月)午前9時予想天気図)

そうなれば、21日(水)ころには沖縄へ、22日(木)ころには奄美から西日本の太平洋側へ、23日(金)ころには東日本の太平洋側へ、この台風からの南寄りのうねりが届く可能性があります。ただし、台風があまり強くないのと、あまり大きくないので、うねりとしては、台風スウェルという感じではないかもしれませんが。

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(11月23日(金)午前9時波浪(周期)予想図)

また、その後、23日(金)ころには、新たな台風が南海上に発生する可能性もあります。

この季節になると、台風が発生したとしても、それほど発達はしなく、日本付近にも接近してこないので、あまり強いうねりは到達しなさそうですが、まだまだ発生する可能性はあるので、多少は期待したいと思います。

南海上からは、まだまだ目が離せませんよ!

 

11月16日(金)正午発表

WATER KIDS JAPAN 気象予報士 小川和幸気象予報士


OCEANS WATCHER

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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