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小川和幸info

全日本ライフセービング種目別選手権大会1日目

2015.06.13

きょうから愛知県知多郡南知多町にある内海の千鳥が浜海岸にて、全日本ライフセービング種目別選手権大会が開催されています。

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朝から天気は晴れていて、はじめ上空の寒気の影響で北西寄りの風が弱く吹いていましたが、昼に向けて徐々に弱まり、同時に南西~南寄りに変わり、そのまま夕方まで弱く吹き続けていました。

ただし、うねりは弱く、潮が引いていた午前9時前後には多少のうねりがあったものの、それでもスネ~たまにヒザ近くといった程度で、うまくレースの中でうねりを使っても有効な手段としてはあまり使えないくらいのうねりでした。つまり、いかに良いスタートが切れるかどうかが大きなキーとなっていました。

きょうは、ビーチでは、まずビーチスプリントの女子の予選に続いて男子の予選も行われ、午後にはビーチフラッグスの男女の予選も行われました。

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また、サーフエリアでは、サーフスキーに続いて、サーフレースやボードレースも行われ、それぞれ男女の予選と、サーフレースについては、男女の決勝まで順調に行うことができました。

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午前中は夏のような強い日差しが続き、太陽の真下での競技で、気温とともにぐんぐんと熱くなっていましたが、午後になると次第に雲が多くなり、強い日差しはなくなりましたが、それでも熱い戦いは繰り広げられ、会場は真夏のような陽気が続いていました。

さて、あすは、サーフエリアでは、いよいよオーシャンマン、オーシャンウーマン、ボードレース、サーフスキーなどの決勝までが行われ、ビーチでは2kmビーチランに続き、ビーチスプリントやビーチフラッグスなどの決勝までが立て続けに行われる予定です。

天候は今のところきょうとは違って、南海上に停滞している梅雨前線が北上してくる影響で朝から雲が多くなり、ときおり雨がぱらつく可能性もあり、気温もきょうよりも低めとなりそうです。

また、風は東~南東寄りの風が弱く吹く続け、うねりはあまりなさそうですが、前線の動き次第では、ときおり風が強まり、風波も多少出てくる可能性もあります。

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天気はあまりよくはならないかもしれませんが、最終日にふさわしく、天気とは裏腹にコンディションは整い、決勝に向けてきょうよりもさらにヒートアップし、熱い戦いが繰り広げられそうです。

選手たちも夏のパトロール本番に備えて鍛えてきた成果を思う存分発揮し、良い夏を迎えられるよう、全力を尽くしてくれることと思います。

あすの競技スタートは午前7時30分です。

お時間のある方は、ぜひ内海にある千鳥が浜海岸へ行ってみましょう!

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OCEANS WATCHER

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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