小川和幸info
第1回横浜海の公園SUP FESTIVAL2015
2015.11.23
きょうは、横浜海の公園にて、第1回横浜海の公園SUP FESTIVAL2015が開催されました。
朝から雲に覆われ、ときおり小雨が降る予報でしたが、何とか雨は降らずにいたのですが、やはり厚い雲に覆われ、気温も低く、北寄りの風がときおりやや強めに吹き、肌寒い中での大会となりました。
でも、参加者はなんと関東周辺からの参加者を中心に、140名近くのSUP愛好者たちが集まり、会場内は、大いに盛り上がっていました。
まずは、今回発起人であり、横浜海の公園の安全を守り続けている座間氏による挨拶から始まり、今回の大会実行委員長であるSPEED WALL(海の公園の目の前に店を構えるウインドサーフィンショップ)オーナーである菅野氏の挨拶が続き、記念すべき第1回大会の幕が開けれました。
まずは午前10時にはフレッシュマンおよびフレッシュウーマンクラスのスタートし、フレッシュマンと言えども、スタートはオープンクラスに負けないくらいの真剣なまなざしとパドルさばきで、レースが開始されました。
また、それが終ると、すぐに午前11時にはオープンクラスのメンズ、そして2分後にはウーマンのスタートが切られました。
フレッシュマンクラスに比べるとさすがはオープンクラスで、全国各地で開催されている大会でもお馴染みの顔ぶれも多く見られ、スタートもシビアとなっていました。
ただし、今回は、公園内での開催という条件のもと、第1ブイまでの距離があまり取れず、第1ブイでの混戦を避けるために、オープンクラスのメンズのみ、ボードとリーシュを波打ち際に置きつつ、数m離れた場所からのダッシュでボードまで走り込み、リーシュを付けてボードを海まで運んでスタートするという特別ルールが設けられ、いつもとは違うスタートにとまどう選手も少なくはありませんでした。
それでも、全員クリアなスタートでゴールを目指していきました。
でも、やはり第1ブイまでが近いので、そのマーク回航の時の混戦や、途中でのボードやパドルの衝突も多く見られ、白熱した闘いも見られていました。
ときおり北寄りのやや強めの風にあおられて、パドルしづらい状況もありつつも、全員がさわやかな笑顔で無事にゴールすることができました。
午後からは、タンデムレース、そしてドッグとのタンデムレース、そしてレースの脇では、SUPポロも行われ、肌寒い中ではありましたが、みなさん今回のイベントを多いに楽しんでいました。
横浜海の公園では、今までは潮干狩りやウインドサーフィンは有名でしたが、SUPのゲレンデとしては、今一つ盛り上がりに欠けていた部分もあったようなのですが、今回のイベントを期に、波がなく、安全にSUPできる場所として、今後さらに盛り上がっていくことでしょう。
参加者の皆様、そして大会運営やボランティアの皆様、そして地元でお手伝いいただいていた皆様、本当にお疲れ様でした。
来年もさらに盛り上がり、楽しいイベントが開催されることを願っています。
タンデムクラス表彰
SUPポロ表彰
フレッシュウーマンクラス表彰
フレッシュマンクラス表彰
オープンクラスメンズ表彰
オープンクラスウーマン表彰
記事・写真:OCEANS MAGAZINE
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。