小川和幸info
台風22号の今後
2017.10.24
台風22号の今後の動きについてお知らせいたします。
きょう24日午後3時に、日本のはるか南海上、マリアナ諸島近海で、台風22号が発生いたしました。
この台風は、今後、徐々に発達しながら北西へ向かい、27日の午後には沖縄の南海上へ進み、27日の夜から28日の朝にかけて沖縄本当に最接近、もしくは上陸する恐れもあります。
その後、28日には進路を北寄りに変えながら奄美大島に最接近、もしくは上陸する可能性があります。
そして、28日の夜には九州南部へ接近し、29日には、北東へ進路をとりつつ、速度を上げて本州の南岸沿いを通過して、夜には東海上へ抜けていく可能性があります。
今のところ、早ければ、27日には南西諸島から東日本の太平洋側に台風からの南東寄りのうねりが届く可能性があります。
また、その後、28日にはさらにうねりはつまりつつ、太平洋側では、台風に吹き込む南東〜東寄りの風も強まり、ジャンクとなる場所も多くなってしまうでしょう。
29日は、台風の接近に伴ってさらに東〜北東寄りの風も強まり、うねりは南西寄りにシフトしつつ、抑えられてしまいそうですが、しっかりと強く続くでしょう。
今のところは、このような見解ですが、台風の動きによっては予想が大きく変わることもあるので、常に最新の情報を確認するようにしてください。
情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川和幸気象予報士
10月24日午後4時発表
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。