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小川和幸info

夢の授業!

2015.12.15

先日、ある小学校の先生からお誘いを受け、もうすぐ卒業を迎える小学校6年生を相手に「夢の授業」の講師をしてきました。

これは、将来、何になりたいか、ということを考え始める小学校6年生のために、いろいろな職業の方を招いて、その人がどうしてその職業に就きたいと思ったのか、また、小さいころからの夢はかなっているのかなどについて、お話をするというものです。

ほかにはカメラマンや、探検家などもいらしたそうです。

自分の場合には、気象予報士という資格を取り、特に海の分野で海専門の気象予報士として、仕事をメインにさせていただいていることについて、お話させていただきました。

子どもたちは、毎回そうなのかもしれませんが、とても興味深く話を聞いていただき、目の輝きは最後まで変わらなかったような気がします。

自分は大学時代にヨット部から始まり、お天気に興味を持つようになり、そして一般企業に就職はしたものの、どうしても夢をあきらめきれず、マリン業界に飛び込み、日本で初めて海専門の気象予報士として、サーフィンの世界大会や、プロウインドサーフィン大会、ライフセービング大会、ヨット大会などの気象サポートをさせていただき、今に至るのですが、これまでしてきたことは、いまだに苦労は多く、家族に迷惑ばかりかけているのですが、自分にしかできなことだと思って決して後悔せずにここまで来れてきていることと、もちろん、そうすることができているのは、家族をはじめ周りの方々のおかげなので、そうした方々への大きな感謝の気持ちを改めて持てたことと、また、当初自分が抱いていた自分の夢の再確認がもう一度改めてでき、今回このような機会をいただいたことに、とても感謝しています。

子どもたちも、将来どういった職業に就くかどうかはわかりませんが、今は今しかできないことを一生懸命やることと、また、やりたいことができたときには、それを思いっきりやって欲しいのと、それができるような環境を周りの大人たちが作ってあげて、暖かく見守りながら応援できるようにしてあげられたらと思っています。

小学校6年生だと、これからまだまだやれることなんていっぱいあるし、失敗だっていっぱいして良いと思います。

将来の夢なんて、まだまだわからないと思いますし、自分だってその頃は何にも考えていなかったかもしれません。

でも、もし夢ができたときには、それを思いっきりやって、失敗したって良いし、またやり直せば良いし、ほかに興味がいったら、またそれをやれば良いし、と思います。

若いうちは、まだまだいっぱいたくさんのことを経験しながら、自分のやりたいことを探していってもらえればと思っています。

最後に、今回このような機会をいただいた相模原市立谷口小学校の先生の皆様、そして生徒の皆様、本当にありがとうございました。DSCF5887 DSCF5891

OCEANS MAGAZINE 編集長:小川和幸


OCEANS WATCHER

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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