小川和幸info
Victoria Cup HAYAMA PRO気象情報(8/29発表)
2015.08.29
さて、いよいよ来週末に開催される「Victoria Cup HAYAMA PRO」が迫ってきました。
エントリーの方はもう済みましたか?
今月末まではまだエントリーできますので、ぜひエントリーしてみて下さい。
世界とトッププロと一緒に走れるチャンスは、そうないですよ!
エントリーはこちら↓
http://dgent.jp/e.asp?no=1500309
それでは、その気になる気象情報についてお知らせいたします。
まだ1週間先なので予報も変わる可能性が十分にありますが、今時点の予報についてお知らせいたします。
まず、前日となる9月3日(木)は、気圧の谷が通過し、南西寄りの風が強まる見込みです。また、その影響で海面は多少荒れて風波も多少サイズアップしてくるでしょう。
そして、大会初日となる4日(金)は、気圧の谷は通過して、南海上には通過した低気圧から伸びる前線が残る見込みで、北~北東寄りの風に変わりそうです。
また、その影響で、雲が多くなるでしょう。
(9月4日(金)午前6時予想天気図)
前線の南側では南~南西寄りの風が強く吹き続けそうなので、沿岸では風は弱くても、前日に吹いた南~南西寄りの風波や、沖合で吹く風による南~南西寄りの風波により、まとまりがないうねりが続くでしょう。
5日(土)も、徐々に衰退しつつも南海上には前線が残りそうなので、北~北東寄りの風が吹き続けそうです。ただし、あまり強まることはないでしょう。
(9月5日(土)午前6時予想天気図)
また、4日(金)同様に前線の南側では南~南西寄りの風が強く吹き続けそうなので、その風波が続き、まとまりがないうねりが多少入り続けるでしょう。
6日(日)は、南海上の前線は徐々に衰退して、大陸からの高気圧に覆われそうです。
風は北東寄りですが、あまり強まることはなく、天気も晴れて、涼しい秋晴れとなるでしょう。
(9月6日(日)午前6時予想天気図)
あと、気になるのははるか南東海上にあるハリケーンですが、これが西進してきて、また台風となり、さらに発達しながら西へ進んできそうです。
その台風からの東寄りのうねりがちょうど4日(金)ころから入ってくる可能性があります。
ただし、今のところ、会場となる逗子・葉山周辺は、あまり大きな影響はない見込みです。
以上です。
引き続き、随時気象情報を発表していきますので、チェックをしておいてください。
Victoria Cup HAYAMA PRO
オフィシャル気象情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川予報士
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小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。