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小川和幸info

日本唯一のISAF WCランキングイベント、江の島オリンピックウィーク2日目/バルクヘッドマガジン

2015.06.07

6月6日、神奈川県江の島で「江の島オリンピックウィーク」が開催されています。クラスは、470級、レーザー級、ラジアル級、4.7級、49er級、 49er級FXの6種目。1964年に開催された東京五輪を記念しておこなわれているこの大会は、日本で唯一のISAFランキングイベントであり、アジア 3カ所で開催されるASAFカップの初戦にあたります。大会の規模は国内ヨットレースで最も高い位置づけですが、日本ナショナルチームのほとんどが、 ISAFワールドカップ・ウエイマス大会(イギリス)へ遠征しているため、東京五輪を狙う次世代選手が中心の大会になっています。(BHM編集部)

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ISAFランキング大会となる江の島オリンピックウィーク。毎年秋におこなわれていましたが、昨年より6月に開催されています。写真は49er級(2艇)49er級FX(5艇)の合同スタート。photo by Junichi Hirai

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ラジアル級から49er級FXに転向した松苗幸希/原田小夜子(右)は大会初日をトップ。5艇出場する49er級FXはJSAFオリンピック強化委員会の 「スキフプロジェクト」の一環で、Jyrki Jarvi(FIN。シドニー五輪金メダル。名前はユルキーと読みます。通称JJ)コーチの元、14日間の強化合宿がおこなわれています。スキフプロ ジェクトは今年3回開催される予定です。photo by Junichi Hirai

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40艇出場する470級はナショナルチームが海外遠征のため学生が中心。今年は江の島で全日本インカレが開催されることもあり、西宮から関西学院大が遠征しています。photo by Junichi Hirai

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関東選手権を兼ねるレーザー級。ラジアル級には30艇がエントリーしています。photo by Junichi Hirai

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レーザー級初日トップの南里研二。オランド・デルタロイドレガッタから戻ったばかりです。レーザー級は、7月にカナダでリオ五輪出場国枠を掛けた世界選手権が開催されます。photo by Junichi Hirai

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420級トップの宇田川真乃/齋藤由莉。420級は神奈川県の国体選考も兼ねています。photo by Junichi Hirai

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風弱く潮強く、選手・運営泣かせのコンディション。南から高いうねりも入ってきました。photo by Junichi Hirai

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日本経済大を卒業し、今春よりSPN所属となった磯崎哲也は、福岡で五輪470級の活動を開始。クルーは日経大の中川大河が務めます。photo by Junichi Hirai

江の島オリンピックウィーク2日目 6月6日成績
470級 参加40艇
1. Tetuya Isozaki / Taiga Nakagawa 2p 1-1-(4)
2. Ryo Imamura / Ryusuke Oshima 3p (2)-2-1
3. Ryutaro Kawai / Shimpei Ogawa 6p 3-(4)-3
4. Keiju Okada / Tosiki Iwai 7p 5-(9)-2
5. Syo Kaminoki / Shimpei Kai 8p (14)-3-5
6. Yuki Hayashi / Sayaka Kimura 10p 4-8-6
7. Takayama Daichi / Nakano Syota 12p 6-6-(11)
8. Natsumi Ichikawa / Sera Nagamatsu 14p 7-7-(14)
9. Tomotaka Fuzimoto / Yusuke Sano 15p 10-5-(13)
10. Sho Kanno / Hiroki Okada 18p 8-(14)-10

レーザー級 参加15艇
1. Nanri Kenji 4p 3-1
2. Kazumasa Segawa 5p 2-3
3. Ao higuchi 7p 1-6
4. Masaaki Taniguchi 7p 5-2
5. Shoichiro Onodera 11p 7-4
6. Masaru Sasaya 13p 6-7

レーザーラジアル級 参加30艇
1. Momoko Tada 6p 5-1
2. Kureha Ikeda 6p 1-5p
3. Sota Takayama 9p 7-2
4. Kana Hayashi 10p 3-7
5. Yumiko Tombe 10p 4-6
6. Sola Nitta 12p 9-3

レーザー4.7級 参加6艇
1. Tatsumi Ando 2p 1-1
2. Mikiyo Kaneyama 6p 2-4
3. Shota Hirose 6p 3-3

49er級 参加2艇
1. Shinichi Washiyama / Kazuya Katsumoto 4p
2. Masutaka Sugiyama / Katsumune Suzuki 8p

49er級FX 参加5艇
1. Saki Matsunae / Sayoko Harada 4p 1-(2)-1-2
2. Chika Hatae / Hiroka Itakura 7p 2-1-(4)-5
3. Shinichiro Yano / Issei Fujiki 8p 4-(5)-3-1
4. Keiko Miyagawa/ Sena Takano 8p (3)-3-2-3
5. Eri Fukasawa / Noriko Okuma 13p (5)-4-5-4

420級 参加8艇
1. Utagawa Mano / Saitou Yuri 2p 1-(3)-1
2. Gota Takamiya / Tatuma Kashimoto 3p (2)-1-2
3. Mai Igami / Erika Kuwano 5p 3-2-(4)

◎江の島オリンピックウィーク
http://www.jeow.org/#!jp-home/cni1

 

バルクヘッドマガジンより

http://bulkhead.jp/category/news/

 


OCEANS WATCHER

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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