小川和幸info
いよいよウインドシーズンの到来か!
2018.11.28
早いもので、今週末からいよいよ12月の師走に入ります。
そして、やっと寒気も南下してきて、いよいよ冬のウインドシーズンの到来となりそうです。
まずは、今週末の12月1日(土)は、北海道付近を低気圧が通過して、北日本を中心に冬型の気圧配置になりそうです。
その影響で、湘南などでは北寄りの風が弱く吹く程度となりそうですが、御前崎では、北西寄りの風が13〜15m/s程度吹いてきそうです。南寄りの波は弱まってしまいそうですが、そこそこウインドサーフィンは楽しめそうです。
2日(日)は、冬型の気圧配置は緩み、高気圧に覆われる見込みです。
ただし、御前崎では東寄りの風が、8〜9m/s程度吹きそうです。
ちょうど今週末は、静岡県掛川市菊川ポイントにて、JWA JAPAN TOUR スラローム第2戦 掛川スラロームが開催されるので、楽しみですね。
3日(月)は、日本付近を覆っていた高気圧は東海上へ進み、西からは低気圧からのびる前線が徐々に南下してくるので、西日本から東日本にかけて南寄りの風が強まりそうです。
湘南などでは、10〜12m/s程度吹き、高気圧からの吹き出しによる南東〜南寄りのうねりも少し入りそうなので、ウェイブが楽しめそうです。
4日(火)は、前線がさらに南下してきそうなので、南西寄りの風に変わり、12〜15m/s程度吹きそうです。湘南などでは引き続きウェイブが楽しめるでしょう。
ただし、前線の動きによっては午後は弱まる可能性もあるので、まず早めが良いかも。
5日(水)は、一旦高気圧に覆われそうですが、6日(木)から8日(土)にかけては日本海を低気圧が北東へ進み、寒気が南下して冬型の気圧配置が続きそうなので、御前崎では、北西寄りの風が吹き続けそうです。
湘南でも、寒気が強ければ、西寄りの風が吹く可能性もあります。
いよいよウインドシーズンの到来なので、これからの気圧配置は要チェックです!
11月28日(水)午後3時発表
情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川和幸気象予報士
最新記事
OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。