小川和幸info
今夜は大雪!明日からはしばらく冬型!
2018.01.22
さて、現在、九州南部を東へ進んでいる発達中の低気圧は、今夜には関東の南海上の八丈島付近を通過する見込みです。
その際には寒気を引き込んでくるので、関東付近では南部でも雪が降り、大雪となる可能性があります。
今後、関東では雨が降り始め、次第に雪となるか、もしくは初めから雪が降る可能性があります。
夕方から夜にかけては交通機関に大きな影響が出る可能性がありますので、早めの行動が良いかと思われます。
また、雪や雨は今夜は降り続け、明日の未明まで続き、明日は朝には回復して晴れてきそうなので気温もグッと下がり、明日の朝は路面が凍結している可能性が十分にありますので、車はもちろん、徒歩の方でも滑りにくい靴などを履いて、十分に注意してください。
(1/22(月)午後9時予想天気図)
さて、湘南の波ですが、今日は低気圧の通過に伴うサイズアップは、強い北東寄りの風により抑えられてしまい、あまり期待できません。
ただし、明日以降は、しばらくは冬型の気圧配置が続きそうです。
湘南では、低気圧による南東〜南寄りのうねりが明日1/23(火)の朝から反応している可能性があります。でも、強い寒気により朝から西寄りの風が強く、ジャンクとなってしまいそうです。狙うなら、午前中のうちから西寄りの風が強まってきそうなので、まだ風が不安定な朝一でしょう。
その後は西寄りの風が強まり始め、南東〜南寄りのうねりはばらけつつ、西寄りの風波が強まってきそうです。ただし、20m/sくらい吹く可能性もあるので流れも強まり、スーパージャンクとなる可能性もあるので、無理は禁物です。風をかわす場所でも厳しくなるかもしれないので、十分に注意しましょう。
また、ウインドサーフィンは、上級者のウェイブコンディションとなりそうです。
(1/23(火)午前9時予想天気図)
1/24(水)も、引き続き西寄りの風が強く吹きそうです。
南東〜南寄りのうねりは弱まりそうですが、西寄りの風波は続くもののジャンクが続くでしょう。
ウインドサーフィンは上級者のウェイブコンディションが続くでしょう。
ただし、夕方には風が弱まり、北寄りになる可能性もあります。
一応風のチェックはしておいても良いかも。
(1/24(水)午前9時予想天気図)
1/25(木)は北寄りの風となり、西寄りの風波はまとまってくるでしょう。また、沖合では西寄りの風が週末までは吹き続けそうなので、しばらく西寄りの風による波は続くでしょう。
(1/25(木)午前9時予想天気図)
情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川和幸気象予報士
1月22日(月)午前9時発表発表
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。