小川和幸info
あすからのGW後半の気象情報!
2017.05.02
いよいよあすからGW後半に入りますが、3日(水)~7日(日)までの湘南の気象情報をお知らせいたします。
3日(水)は、引き続き高気圧に覆われそうなのでお天気も晴れて、穏やかなお天気となりそうです。
(5月3日(水)午前9時予想天気図)
風は、朝のうちは弱い北寄りの風が吹きそうですが、午前中のうちに東~南東寄りとなり、午後にかけて南東~南寄りの風が多少強まりそうです。
波は、弱い南東寄りのうねりが何とか続く程度となりそうなので、潮回りをうまくサーフィンしましょう。
4日(木)は、覆われていた高気圧の中心が徐々に東海上へ抜けていき、朝から南東寄りの風が吹き続けそうです。
(5月4日(木)午前9時予想天気図)
また、午後も南東~南寄りの風が吹き続け、面をざわつかせてしまうでしょう。ただし、夕方にかけて南東寄りのうねりの反応が多少良くなってくるでしょう。
5日(金)は、高気圧が東海上へ遠ざかり、西からは気圧の谷が近づいてくる見込みです。
(5月5日(金)午前9時予想天気図)
南東~南寄りの風が吹き続け、午前中は3~5m/s程度、午後には4~6m/s程度となるでしょう。
また、南東寄りのうねりの反応がさらに良くなってきそうです。面はざわついてしまいそうですが、サーフィンは後半を狙ってみましょう。
6日(土)は、西から気圧の谷に伴う低気圧が近づき、朝から南~南西寄りの風が吹いていそうです。また、午後にかけて徐々に強まってくるでしょう。
(5月6日(土)午前9時予想天気図)
午前中は6~8m/s程度で、午後には低気圧から伸びる前線が徐々に南下し、天気は下り坂となり、8~10m/s、もしくはそれ以上吹いてくる可能性もあります。
また、その風による波も強まり、風波ながらも多少サイズアップしてきそうです。
ウインドサーフィンは中上級者で楽しめるようになりそうですが、前線の接近によっては風向きが急変したり、雷の可能性もあるので、十分に注意しながら入りましょう。
7日(日)は、6日(土)のうちに前線は南下して、夜中のうちに北寄りの風に変わってきそうです。
(5月7日(日)午前9時予想天気図)
朝は北~北東寄りの風となり、午後にかけて東~南東寄りとなでしょう。
前日に吹いた南~南西寄りの風波はまとまりつつも弱まってしまいそうなので、まずは早めが良さそうです。
また、後半は風波は弱まりそうなものの、はるか東海上の高気圧からの吹き出しによる南東寄りのうねりが何とか続くでしょう。
あすからGW後半は、5日(金)まではお天気は良く晴れて、南東寄りの風も入りつつも、南東寄りのうねりの反応が徐々に良くなってきそうです。
ただし、6日(土)には南~南西寄りの風が強まってジャンクとなってしまいそうですが、7日(日)には落ち着いてきそうです。
混雑が予想されますので、ルールとマナーを守って安全に楽しくマリンスポーツを楽しみましょう!
OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。