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小川和幸info

あしたからの1週間予報

2016.07.08

あす9日(土)は、東シナ海に発生した低気圧が徐々に発達しながら東へ進む見込みです。

(7月9日(土)午前9時予想天気図)

7.9

この影響で西日本から東日本にかけては天気は下り坂です。

湘南では、朝晩は雨で、日中は雨が上がる可能性があります。

また、風は、朝のうちは北東寄りですが、日中にかけては南西寄りの風が多少強めに入り、面を乱しつつも風波で多少サイズアップしてきそうです。

サーフィンはうねりに敏感な場所を選んで、また潮周りをうまく使いつつ入りましょう。

また、ウインドサーフィンは日中は多少できるかもしれません。

ただし、低気圧のコースによっては北東~北寄りの風のままで、日中は風が入らずうねりだけ上がってくる可能性もあります。

 

10日(日)は、低気圧は発達しながら東海上へ遠ざかっていく見込みです。

(7月10日(日)午前9時予想天気図)

7.10

前日の南西寄りの波やうねりは続き、風も北~北東寄りに変わりそうなので、面は整い、サーフィンできるでしょう。

ただし、徐々にサイズを落としそうなので、早めが良いでしょう。

 

11日(月)~12日(火)は、前線が南海上に停滞しそうです。

(7月11日(月)午前9時予想天気図)

7.11

(7月12日(火)午前9時予想天気図)

7.12

南西寄りのうねりはさらに弱まりそうですが、東~南東寄りのうねりが何とか続くでしょう。

また、風もはじめ北~北東寄りで、日中は東~南東寄りに変わりそうですが、あまり強まることはないでしょう。

 

13日(水)は、前線は弱まりながら南海上に南下して、西からは新たな気圧の谷が近づいてくる見込みです。

(7月13日(水)午前9時予想天気図)

7.13

東~南東寄りの風が吹き続け、東~南東寄りのうねりも何とか続く程度でしょう。

 

14日(木)は、気圧の谷が西日本から東日本へ進んでくる見込みです。

(7月14日(木)午前9時予想天気図)

7.14

その影響で後半にかけて徐々に南寄りの風が強まってくるでしょう。

 

15日(金)は気圧の谷が残りそうなので、引き続き、南寄りの風が吹き続けそうです。面を乱しつつも、南寄りの風波は多少続くでしょう。

(7月15日(金)午前9時予想天気図)

7.15

 

まだ梅雨は続きそうですが、週の前半は晴れる日もありそうです。

ただし、低気圧や気圧の谷の通過に伴って激しい雨も降る可能性がありますので、常に最新の気象情報をチェックするようにしましょう。

 

情報提供:7月8日(金)午後9時発表

WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士


OCEANS WATCHER

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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