小川和幸info
東北から全国へ!大学生がつくり上げるあたらしい東北のヨットレース/バルクヘッドマガジン
2016.03.11
3月11日、東北の大学生たちが、あたらしいヨットレースの企画を発表しました。「春季東北学生オープンヨット選手権」が、5月20〜5月22 日、宮城県七ヶ浜町吉田浜で開催されます。大会を企画した東北学生ヨット連盟から届いた大会コンセプトを紹介します。(BHM編集部)
5月、東北の大学生が手掛けるあたらしいヨットレースが始まります
春季東北学生オープンヨット選手権を開催します
2016年5月に、東北水域で新たに「春季東北学生オープンヨット選手権」を開催します。この大会は、以下の3つをコンセプトとしています。(文・写真提供/春季東北学生オープンヨット選手権)
・若手の力で東北を盛り上げる!
・東北水域のレベルアップ!
・若手がチャレンジできる環境を!
5年前の震災で、一時はセーリングをすることが難しくなり、活気がなくなってしまった地元の海。そこを、自分たち学生の手で盛り上げたい、そのために若手が中心となり、なにかをしよう、ということが、この大会の1つの原点です。
それに加え、東北水域で開催される大学生の参加するレースの数は少なく、規模も小さいという現実を、自分たち学生の手で変えたいということが、もうひとつの原点です。
この大会を一過性のものとせず、春にこのような大会を継続して開催することで選手にとっても、運営スタッフにとってもレース経験を積む良い機会とします。
しかし単なるチャンピオンシップでは、他の大会との違いもありませんし、面白みがありません。ですので、今大会では公開での審問の実施や、一流選手の招待などの企画を進めています。
「公開での審問の実施」という企画は、「プロテストルームの中でなにが行われているのか!?」をテーマに、選手の目の前で実際に審問を実施するこ とで、選手はプロテストルームではどのような手順で審問が進められるかを間接的に経験でき、以後の大会における選手の武器のひとつになるに違いありませ ん。
いろいろな企画の詳細に関しましては、東北学生ヨット連盟のFacebookページなどで発信していきますので、ご期待ください。
春季東北学生オープンヨット選手権の企画・運営を通して、東北の大学生が宮城の海を、東北の海を盛り上げようとしていて、そのパワーを全国へ伝えることができれば幸いです。
今大会に関して、質問などの問い合わせがありましたら、下記の連絡先にご連絡ください。
春季東北学生オープンヨット選手権事務局 伊藤大貴
E-Mail:hiro0525sailing△gmail.com
(△は@に置き換えてください)
バルクヘッドマガジンより
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。