小川和幸info
今週の御前崎
2016.03.06
さて、いよいよ今週の8日(火)から、静岡県の御前崎ロングビーチにて、WORLD PERFORMANCE 2016のウェイティング期間に入ります。
海外からも続々と選手が来日しているようで、大会までカウントダウンが始まったという感じですね。
それでは、気になる今週の御前崎の気象情報についてお知らせいたします。
8日(火)は、日本の南海上の低気圧が通過し、また日本海の低気圧も通過して、後半に弱い冬型の気圧配置となる見込みです。
ですから、午後からは西寄りの風が吹いてきそうですが、まだあまり強まることはなく、おそらく8~10m/s程度でしょう。
波は東海上へ遠ざかる高気圧や、抜けた低気圧などの影響で南東寄りのうねりが多少強まりそうです。
(3月8日(火)午後3時予想天気図)
9日(水)は、南海上に前線が停滞して、その前線上を低気圧が抜けて行きそうです。
そのため北東寄りの風が吹き続けるでしょう。
波は、南東寄りのうねりは残りつつも徐々に弱まってしまうでしょう。
(3月9日(水)午前6時予想天気図)
10日(木)は、南海上の前線上の低気圧が抜けて、冬型の気圧配置となる見込みです。
ですから徐々に西~北西寄りの風が強まり、12~15m/s程度吹いてくるでしょう。
波は、南東寄りのうねりは徐々に弱まってしまいそうですが、抜けた低気圧からの東寄りのうねりが何とか続くでしょう。
(3月10日(木)午前9時予想天気図)
11日(金)も冬型の気圧配置が続く見込みです。
西~北西寄りの風が12~15m/s程度吹き続けるでしょう。
波は、東寄りのうねりが弱まりつつも、何とか続くでしょう。
(3月11日(金)午前9時予想天気図)
12日(土)は、冬型の気圧配置が続く見込みですが、多少弱まりそうです。
西~北西寄りの風は10~12m/s程度でしょう。
波は、東寄りのうねりはさらに弱まりつつも、西寄りの風波が続くでしょう。
(3月12日(土)午前9時予想天気図)
13日(日)は高気圧に覆われ、穏やかな天気となりそうです。
(3月13日(日)午前9時予想天気図)
以上です。
また随時解説していきたいと思っています。
情報提供:ISLANDS WATCH(iphone限定気象アプリ)
小川気象予報士
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小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。