小川和幸info
あとはあしたの開会式を待つのみ!
2015.09.03
SUPの世界最高峰の大会、WATERMAN LEAGUE WORLD SERIES 「Victoria Cup HAYAMA PRO」がいよいよあすに迫ってきました!
選手の多くはきょうの午前中に簡単なトレーニングを済ませ、あすの本番に備えています。
また、会場でもセッティングは着々と進み、あとはあすの開会式を待つのみとなってきました。
さて、あす以降の気になる気象情報についてお知らせいたします。
まず初日となるあす4日(金)は、寒気を伴った気圧の谷が通過し、それに伴って前線上の低気圧が今晩からあすの朝にかけて関東付近を通過しそうです。
その影響で、朝のうちは雨が降りやすく、南~南西寄りの風も強まる可能性があります。
上空には寒気を伴っているので、大雨や雷雨、強風となる可能性もあります。
ただし、午前中のうちに天気も回復し、北~北東寄りの風に変わってくるでしょう。
(9月4日(金)午前9時予想天気図)
World Series Class 10kmレースが開始される11時30分ころにはすでに北~北東寄りの風に変わっているでしょう。
その後もあまり強まることはなく、北~北東寄りの風が吹き続けそうです。
ただし、前線の位置次第では、再び南寄りに変わる可能性もありますが、あまる強まることはないでしょう。
また、朝のうちに吹く南~南西寄りの風によるまとまりがない波が残りそうですが、徐々に落ち着いてくるでしょう。
台風17号からの東寄りの波長の長いうねりも反応しそうですが、大きな影響はないでしょう。
5日(土)は、南岸に前線が停滞する見込みです。
1日とおして雲が多く、北~北東寄りの風が吹き続けそうです。
ただし、あまり強まることはなく、強まったとしても4~6m/s程度でしょう。
(9月5日(土)午前9時予想天気図)
最終日となる6日(日)は、南海上に停滞している前線上の低気圧が西から近づいてくる見込みです。
北~北東寄りの風が吹き続けそうです。午前中のうちは弱く、午後には多少北東~東寄りの風が強まる可能性もありますが、それでも6m/s程度でしょう。
(9月6日(日)午前9時予想天気図)
3日間通して、台風17号からの東寄りのうねりは入り続け総ですが、あまり大きな影響はないでしょう。
まずはあすの大会初日は前線の位置次第で風が変わりそうですが、まずまずのコンディションとなりそうなので、ぜひ会場まで足を運んで、世界の戦いを生で見てみましょう!
オフィシャル気象情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川予報士
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小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。