小川和幸info
今日(12/31)からの1週間気象情報について
2019.12.31
今日はついに今年2019年の最後の日、大晦日。皆さんは何をして今年最後の日を過ごしますか?
そして、明日からはいよいよ2020年の始まりです。しかも、待ちに待ったオリンピックイヤーです。楽しみですね。
まずは、気になる今日(12/31)現在の今日(12/31)から1週間の気象情報について、簡単に解説いたします。
今日(12/31)(火)は、低気圧を含む気圧の谷が抜けて、強い冬型の気圧配置となり、この冬一番の強い寒気も上空では南下してきます。
(12/31(火) 午前9時予想天気図)
湘南では、低気圧や沖合で吹く南西寄りの風による波が上がり、今日いっぱいは続きそうです。また、風も、不安定ながらも北寄りの風が続きそうなので、まずまずのコンディションで乗り納めできそうですね。
あす2020年元日は、多少冬型の気圧配置は弱まるものの続き、上空の寒気は残りそうです。
1/1(水) 午前9時予想天気図)
今日あった南西〜西寄りの波は徐々に弱まりそうですが、早めなら何とか遊べそうですね。良い初乗りになりそう!
風は、朝のうちは弱い北寄りですが、午前中のうちに北東〜東寄りに変わり、午後には南東〜南〜南西寄りに変わる可能性があります。
気になる初日の出も、多少雲はありそうですが、何とか見れそうです。ただし、上空の寒気はまだ残っているので、十分な防寒が必要でしょう。
2日(木)は、北日本ではまた冬型の気圧配置が続きそうですが、西日本から東日本では緩んでくるでしょう。
(1/2(木) 午前9時予想天気図)
残っていた西寄りの波は、何とか続きつつもさらに弱まってしまいそうなので、早めが良さそうです。
風は、弱い北〜北東寄りのの風が続き、午後は弱い東〜南東寄りの変わるでしょう。
3日(金)は、北日本でも冬型の気圧配置が緩んできそうですが、上空の寒気は残りそうです。
(1/3(金) 午前9時予想天気図)
沖合では西寄りの風が吹き続けそうなので、多少西〜南西寄りの波の反応が良くなりそうです。潮回りをうまく使って入りましょう。
風は、朝のうちは多少強めの北〜北東寄りの風が吹きそうですが、その後は弱い北〜北東寄りの風が続くでしょう。
4日(土)は、弱い冬型の気圧配置が続く見込みです。
(1/4(土) 午前9時予想天気図)
西〜南西寄りの波が弱いながらも何とか続くでしょう。
風は、弱い北〜北東寄りの風が続く程度でしょう。
5日(日)〜6日(月)にかけても、北日本では弱い冬型の気圧配置が続きそうですが、西〜東日本では、高気圧に覆われてきそうです。
(1/5(日) 午前9時予想天気図)
(1/6(月) 午前9時予想天気図)
西〜南西寄りの波は弱まりそうですが、東海上の高気圧からの吹き出しによる東〜南東寄りの波が多少反応してきそうです。
風は、両日共に、朝のうちから午前中は強めの北〜北東寄りの風が続き、午後は弱まってくるでしょう。
7日(火)は、はじめ全国的に高気圧に覆われそうですが、西から低気圧が近づき、夜には東海上へ抜けて、8日にかけて再び冬型となる見込みです。
(1/7(火) 午前9時予想天気図)
(1/8(水) 午前9時予想天気図)
ちなみに、御前崎では、今日12/31(火)から1/4(土)までは、冬型の気圧配置が続くのと、上空の寒気が残りそうなので、北西〜西寄りの風が吹き続けそうです。また、1/5(日)も、上空の寒気次第では、吹き続ける可能性もあります。
この週末には全日本アマチュアウェイブ選手権大会も開催される予定なので、期待しましょう!
最後に、今年1年間、ありがとうございました。
来年も、引き続きよろしくお願い致します。そして、皆様にとって素晴らしい1年となりますように!
良いお年を。
情報提供:WATER KIDS JAPAN
小川和幸気象予報士
12月31日(火)午前8時発表
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OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。