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小川和幸info

ワールドチャンピオン誕生と高校セーリングの改革/バルクヘッドマガジン

2015.08.07

激動の7月が終わり灼熱の8月へ。バルクヘッドマガジン編集長の7月はデンマークで開催されたリオ五輪470日本代表選考に始まり、唐津でおこな われた420級世界選手権、葉山のFJ級世界選手権、他にも伊豆大島や初島にも行ってきました。来週はブラジルへ飛んで、リオ五輪テストイベントを取材し てきます。おたのしみに!(BHM編集部)

7月は日本で2つの世界選手権が連続して開催されました。既報の通り、両大会から日本人チャンピオンが誕生したことは歴史的な出来事で、FJ級は6人目、420級は日本人初の快挙です。

420ワールドの歴代メダリストを見ると、マット・ベルチャー(AUS)、ピーター・バーリング(NZL)、ネイサン・ウィルモット(AUS)、 ネイサン・アウタリッジ(AUS)、ジョー・アレ(NZL)、エリサ・リチチ(AUS)、ハンナ・ミルズ(GBR)、ルーシー・マクレガー(GBR)と いった五輪メダリストがずらりと並んでいることに驚かされます。

このなかに日本選手の名前が入ることは感無量です。また、これから世界選手権に出場した日本選手の成長と活躍を期待しないわけにはいきません。

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日本人初となった420級世界選手権優勝の高山大智/中野翔太(和歌山セーリング連盟所属・星林高3年)。「今年はワールド、インターハイ、国体すべて優 勝するのが目標。最初の大会になった世界選手権で優勝できて驚いています。(いちばんハードルの高い大会で勝ったので)インターハイ、国体も負けられなく なりました。将来の目標はオリンピックです」(高山)。「同じコンビで3年間乗っています。ワールドまでの課題は、レース中、積極的にコミュニケーション をとってスキッパーと情報を共有しようということ。いままでで一番うまくいきました。優勝できてうれしいです」(中野)※バルクヘッドマガジン編集長の 420級世界選手権レポートは、雑誌「KAZI」にも掲載予定です。おたのしみに。

2015年から変わるインターハイ、国体艇種
FJ級と420級は、今年からインターハイ、国体(少年男女)種目で追加/変更される種目として注目されています。2015年は「高校生セーリング改革元年」です。

◎高校生ユースセーリングの改革ポイント
【インターハイ】 和歌山・8月13〜16日開催
・新たに420級が採用される
・今年から3年間はFJ級と420級の併催
・FJ男女、420男女の4クラス(の優勝校)が表彰対象となる
・420級は一定期間はチャーター艇でおこなわれる
・3年後、FJ級はなくなり、レーザーラジアル級が採用される計画
・インターハイ・セーリング競技は和歌山セーリングセンターで固定開催される

【国民体育大会】和歌山・9月10〜13日開催
・少年男女セーリングスピリッツ級が、420級に変更
・少年男女シーホッパー級SRが、レーザーラジアル級に変更
※成年男子はレーザー級、女子はラジアル級に変更。成年男子470級、成年女子セーリングスピリッツ級、成年男女国体ウインドサーフィン級は継続されます。

420級が採用されるメリットは、日本以外で普及していないFJ級と違ってISAFユースワールドやアジア大会にも採用される艇種なので、世界標 準に近いトレーニング、世界の流れと同調した活動が可能になること。また、国際420協会は国際470協会と直結するため(両協会はスタッフが重複してい ます)、オリンピックを意識した活動が可能であること。クラスルールが確立されているため、ボート性能のバラつきが少ないこと等があげられます。

当然、デメリットも考えられます。新艇種購入の費用問題(負担を少なくするためJSAFの購入サポート、チャーター艇の採用等がおこなわれま す)。新艇種が採用されることで指導者は新しい技術指導が求められる。今後全国で余るFJ級をどうするのか(処分や二次的利用)。各校ヨット部の負担が増 えることで、休部・廃部を増長させる結果になるのではないか?

さまざまな意見がありますが、「高校セーリングの艇種変更」の舵は切られました。これからインターハイ、国体を目標に変化が起こっていきますが、 少なからず、高校生が3年間を燃焼できる舞台になるように。そして、彼らが卒業後したとき、もっとセーリングが好きになっていて欲しいと願います。

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420ワールドの大会公式フォトグラファーをつとめた編集長の写真は、バルクヘッドマガジン・フォトギャラリーに掲載しています。選手のみなさん、自分の写真を探してみてくださいね。掲載されている高画質写真はダウンロード購入できます。
2015 KARATSU 420 World Championship photo gallery

 

 

バルクヘッドマガジンより

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PUKA PUKA KIDS SUP CAMP in BIWAKO 2日目

2015.08.05

さて、PUKA PUKAさん主催によるKIDS SUP CAMP in BIWAKOの2日目です。

まずは、朝起きてからみんなでヨガをして、気持ち良い朝を迎えたあとに、みんなで朝食を食べて、早速琵琶湖へ。

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まずは開会式。

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その後、前日の夜やこの日から参加した子供たちもいるので、みんなで記念撮影。

そして、早速みんなで湖上へ。

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村林プロによる上級者クラスは、本格的な漕ぎ方トレーニング。

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そのほかの初級・中級者クラスは、みんなでSUPヨガ。

 

その後、昼食をとったあとは、今度は、チーム分けをして、BIG SUPを使ったタイムトライアルレース。

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そして、次はSUP相撲。

これは、お互いにSUPで引っ張り合う競技。

でも、ひとつだけ大事なルールがあります。

それは、必ずズラをかぶらないといけないこと。

これを拒否すると、自動的に負けになってしまいます。

みんなイヤイヤながらもかぶっていました。

でも、かぶっていても、実際に競技が始まると、そんなこと忘れて、真剣勝負そのものでした。

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まずは村林プロとユースケ君によるデモンストレーション。

なぜか陸上で取組?

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実際にはこんな感じです。

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負けると真剣に悔しがっていました。

 

そして最後の競技は全員で個人レース。

これで泣いても笑っても、最後のプログラム。

みんな最後の力を振り絞って戦っていました。

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これで2日目のプログラムも全て終了。

最後は、閉会式と表彰式。

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だけりんのすけ君は、BIG SUPタイムトライアル、SUP相撲、そしてSUPレースの3冠を達成。

もちろん、ほかのみんなも日々の力を最大限に発揮して、大活躍でした。

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最後に毎度SUPイベントではお世話になっている江戸一さんからのプレゼントを全員で持って記念撮影。

今回のKIDS SUP CAMPでは、参加した全員が輝いていて、みんなSUPを真剣に楽しみ、真剣に取り組み、真剣にうまくなりたいという強い気持ちがよくわかりました。

また、何よりも、みんなでSUPをやって、こんなに子どもから大人まで、心から楽しめる面白いスポーツはないと、SUPの魅力をさらに確認させていただいた2日間でした。

さらには子供たちみんなの笑顔に大人の私たちが逆に勇気づけられ、癒され、元気をもらった気がします。

来年もさらにこのイベントが盛り上がることを願っています。

また、こうしたKIDS CAMPが全国いろいろな場所で開催されると素晴らしいと思いました。

本当にありがとうございました。

また、2日間盛り上げていただいたPUKA PUKAのスタッフの皆様、関係者の皆様、お疲れ様でした。

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※今回、途中から参加した、くらもとだいぶ君。

彼の漕ぎはアウトリガーカヌーで培った経験を生かし、基本的な漕ぎ方はすでに完成されつつあり、目を見張るものがあります。

村林プロからもすでにお墨付きです。

将来はパラリンピックを目指し、日々トレーニングをしていて、彼の活躍する姿を見るのも、そんなに遠いことではないかもしれません。

今後がとても楽しみなKIDSのひとりです。

こうした子供たちとも出会えるのも、KIDS CAMPの楽しみのひとつですね。

 

OCEANS MAGAZINE 編集長 小川和幸

 

 

 


PUKA PUKA KIDS SUP CAMP in BIWAKO 1日目

2015.08.05

8月3日(月)~4日(火)にかけて、PUKA PUKAさん主催による「KIDS SUP CAMP in BIWAKO」が開催されました。

日本国内でKIDS SUP CAMPが開催されるのは、おそらくこれが初めてで、それもあってか御前崎から広島方面などから多くのKIDSたちが集まり、大いに盛り上がった2日間でした。

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まず1日目の午前は、このKIDS CAMPの前に、すでに週末に開催されたSUP CAMPから特別コーチとして参加していた岩崎玉緒SUPヨガインストラクターによる準備体操からスタート。

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子どもたちに交じって、同じく週末のSUP CAMPから参加していた、世界を舞台に活躍している村林知安プロや、今回のイベント主催者であるPUKA PUKA代表である白井さんも準備体操をして、場を盛り上げていました。

ただし、この準備体操は、SUPをやる前には、ぜひ全国のスクール等でもやる価値はアリで、十分なストレッチ等ができます。

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準備体操が終わったあとには、世界で活躍している村林プロによるパドルワーク・クリニック。

本格的なパドルワークを子供のうちから教われるなんて、贅沢なクリニックです。

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これらの陸上でのクリニックが終わったあとには、クラス分けをして、早速琵琶湖へ。

上級者クラスは、村林プロによるレッスンの開始です。

本格的なパドルワークでの漕ぎ方を教わっています。

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また、そのほかの初級・中級者クラスは、岩崎玉緒SUPヨガインストラクターと、今回の発案者でもあり、今ではマウイや日本などをはじめ、世界を旅しながらウインドサーフィ、SUP、カイト、スノーボードなどで活躍している岡崎友子プロによるSUPヨガ、そしてSUPを使った遊びなどで、子どもたちは楽しんでいました。

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また、お昼ご飯を食べた後には、自分(小川気象予報士)による簡単なお天気のお話しをして、午後のプログラムへ。

午後は、3チームに分かれて、まずはBIG SUPを使ってパドリング体験。

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そして、それが終わったら、チームリレーレース。

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戻ってきた選手をサポートするのもレースのうち。

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リレーレースで優勝したのは、チーム・ガリガリ。

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2位はチーム・チャンピオン。

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3位はチーム・ステーキ。

ここまでくると、この日初めて会った子供同士でも、みんな仲良し!

休み時間でも琵琶湖で遊びまくっていました!

 

湖上でのイベントはこれでこの日はおしまいですが、お楽しみはまだまだ。

夏と言えば、スイカ割りです。

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さて、時間が経つのは早いもので、1日目のイベントはこれで終了。

最後に閉会式と表彰式です。

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チームリレーレースで優勝したチーム・ガリガリ。

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村林プロによるブイターン競技での表彰。

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最後にみんなで記念撮影。

 

さて、1日目のイベントはこれで終了ですが、今回のキャンプはこれで実はおしまいではありません。

夕食をみんなで作って食べるのもプログラムのひとつ。

みんなで野菜を摘んで、ジャガイモや玉ねぎ、にんじんなどを切って、カレーを作りました。

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夕食のあとは、みんなで金魚すくい?

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なぜか子供に交じってまずは大人?

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ん?入れ物は、なんと世界のSTARBOARD!

こんな使い方ができるとは!

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最後の締めは、花火大会。

子どもたちにとっては、最高の夏休みの1日となったようです。

最高のイベント初日となり、子どもたちは、昼間の疲れも忘れて遊び疲れ、みんなでテントで深い眠りに入っていきました。


2225マイル完走!〈ラガマフィン100〉トランスパック2015参戦記/バルクヘッドマガジン

2015.08.05

2年に一度開催される太平洋横断「第48回トランスパックヨットレース」が今年も盛大に開催されました。ロス〜ハワイまで2225マイルを走るこの オフショアレースに、日本から〈ジュリアン〉(J/120)、〈クレセント3〉(S40)、〈フォルテシモ2〉(Feet30)の3艇が出場。また、オー ストラリア籍で沖縄東海ヨットレースに出場したことのある〈ラガマフィン100〉(Super Maxi)には、日本人セーラー5名が乗り込みました。この100フィートマキシ、ラガマフィンに同乗した吉田工作選手から参戦レポートが届いたので紹介 します。(BHM編集部)

初オフショアレース、初スーパーマキシのビッグチャンス!

この大会は20世紀初めに始まり、100年以上の歴史がある世界で最も古い太平洋横断ヨットレースで、今年は約60艇の参加艇がロサンゼルスのロ ングビーチ沖からハワイまで約2200マイルを帆走しました。そして僕はオーストラリアのラガマフィンチームで、当大会に参戦することができました。 (文・写真提供/吉田工作)

このチームは、かつて自己資金でヤングオーストラリアを3度アメリカスカップに送り込んだシド・フィッシャーがオーナーを務めるシドニーの名門 チームで、ジェームス・スピットヒルやイアン・ウォーカーらも若い頃このチームに所属しており、まさにオーストラリアの一流セーラーの登竜門のような存在 です。今回は100フィートということもあり20人(2ワッチ制)のクルーが乗り込みますが、メンバーもまた錚々たる面々でした。

18フッター3度のワールドチャンピオンであり、セーリングマネージャーのデイビッド・ウィットは、今年ボルボ優勝チーム〈アブタビ〉からのオ ファーを蹴ってラガマフィンの年間キャンペーンに従事し、またボルボ5回出場(1回目は18歳でスキッパー)のマット・ハンプフリー、エクストリーム40 のGAC Pindarでタクティシャンを務めるジャック・マカートニー、レーザーのマスターズワールドチャンピオンのヴァネッサ・ダッドリーを含む6名がドライビ ング&メイントリムチーム、

また、GBR、ヤングオーストラリア、ワンワールドでそれぞれ数度のアメリカスカップ経験のあるジョン・フィッシャー(ヘッドセール)、マット・ ピース(ピット)、アンドリュー・クローウィ(ナビゲーター)、キャンベル・ノックス(回航&ランナー)らもその20名のクルーの中に名を連ねて います。

今回はこのメンバーの中に日本人が5名乗り込みました。まず、このトランスパックキャンペーンのスポンサーを務めた FUKU BLD. の福本明達社長と、5年前からラガマフィンチームに所属する稲葉健太と寺川智子、そして日本の若手セーラーとして森田栄納介、吉田工作の5名です。

今回は僕にとって「初オーバーナイト、初外洋レース、初スーパーマキシ」という、なんともあり得ないビッグチャンスで、しかも自分でもビックリのドライビングチーム配属により緊張の連続でした。

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スーパーマキシで日本人セーラーが健闘しました。写真左から稲葉健太、吉田工作、福本明達、森田栄納介

20ノット強の風の中、100フィートのナイトセーリングは怖くて足が震えた

7月11日に森田栄納介とともに日本を発ち、ロサンゼルスでチームと合流後、セールチェック、ワーク、コミュニケーションの確認で1週間のトレーニングを行いました。

全長47mのマストは、あまりに巨大で、どこか観客のような気持ちで最初は驚いておりましたが、練習初日の最初のドライバーを任されたとき、一気スイッチが入りました。

フォアデッキを務めた森田栄納介は、普段あまり経験のないポジションながらも、それをそつなくこなし、先を読むアクションと約200kgある10 枚近いヘッドセールとジェネカーを全てチェックするというハードな任務とコンディションの中でずぶ濡れになりながらアフターガードからのオーダーに必死に 応え、チームからも「モーリー」の愛称で親しまれ、高評価を得ました。

僕はメイントリム&ドライビングチームの中で、0.1ノットでも速く走らせることに集中を続けました。最初はチームのメンバー1人ひとり のブランドに圧倒されていた部分もありましたが徐々にリラックスでき、「なにか爪痕を残して帰ろう」と強く意識して本番に臨むことができました。

スタート日は13日、15日、18日の3グループに分けられ、ラガマフィンチームは最終グループの18日午後1時スタートでした。当日は多くの観覧船がスタートラインに集まり、ヘリコプターが飛び回る中でスタートでした。

最初のグループは太平洋上の2つの台風の影響を少し受けながらレグを進みますが、3グループ目の私たちはうってかわっての微風続きで、大型艇に とっては総合成績は期待できず、ラガマフィンチームの目的は、同じ100フィートである〈リオ100〉〈ワイルドオーツ〉の2艇に勝つこと。これに絞られ ました。結果的には、オーナーであるシド・フィッシャーの生涯最大のライバルであるワイルドオーツに敗れてしまいました。

フィニッシュは、25日の深夜3時30分ごろ。いたって静かな幕切れではありましたがしたが、やはりハワイの夜景が見えた瞬間は感慨深いものがあ りました。今回のチャレンジは特別に前から描いていた目標というわけではありませんでしたが、「掴めるチャンスは全て掴む」。そして今後若手が世界に出る ためのメンタルブロックを壊すことができたらと思い挑戦しました。

おかげさまでとてもいい経験になり、特に20ノットを超える風の中、100フィートのナイトセーリングでのドライビングは怖くて足が震えているのが自分でもわかりましたが、なんとか「Good job」の言葉を頂けました(詳しくは当方Facebookにて)。

ラガマフィンチームの次のプロジェクトは、10月の香港〜ベトナムヨットレース、そして年末のシドニーホバートヨットレースと続きます。自分の爪痕が残せたかどうかは、次回にまた召集がかかるかどうかで証明されることかと思います。

◎ラガマフィン100動画レポート
https://www.facebook.com/kosaku539/videos/vb.100003631753973/649570795173973/?type=2&theater

◎ 48TH TRANSPAC
http://transpacyc.com/

 

バルクヘッドマガジンより

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中/多田が日本人6人目のワールドチャンピオンに。FJワールド最終成績/バルクヘッドマガジン

2015.08.02

8月1日まで葉山港で開催された「FJ級世界選手権」の最終成績です。優勝は、序盤からシングルスコアを連発した逗子開成高の中 縁嗣(なか・えにし)/多田光伯(ただ・てるたか)。また、2位には同高の小野/望月が入り、逗子開成高が大進撃を見せました。女子優勝は、長崎工業高の 松下 結(OG)と吉田鈴奈です。入賞したみなさん、おめでとうございます!猛暑となった4日間、選手、関係者のみんさん、おつかれさまでした。(BHM編集 部、写真提供/FJワールド実行委員会)

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2015FJ級世界選手権 最終成績
上位入賞チーム
1. 中 縁嗣/多田光伯(逗子開成高)
2. 小野友太郎/望月 滉(逗子開成高)
3. 松下 結/吉田鈴奈(長崎工業高)※女子優勝
4. 仲 美南/高仲みなみ(霞ヶ浦高)
5. 山内健史/小倉晴太(磯辺高)
6. 吉村彰人/久保田 空(慶応高)
7. 新井祐樹/古川達也(霞ヶ浦高)
8. 礒谷幸太/有川瀬名(碧南セーリングクラブ)
9. 栁内航平/樫本達真(慶応高)
10. 平野裕樹/藤井洸輔(KGセーリングクラブ)

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バルクヘッドマガジンより

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【 募集】〈かぎろひ〉ボランティア・サポートセーラー&スタッフ/バルクヘッドマガジン

2015.07.31

〈かぎろひ〉では、メインスタッフと共に各イベントをサポートーとしてくれるセーラー及びスタッフを募集します。〈かぎろひ〉の活動に興味があり、 活動コンセプトに共感して一緒に働いてくれる方。年齢、性別、不問。セーリング未経験でも大丈夫です。履歴書提出後、参加可能なイベントへ参加していただ き研修を行っていただきます。(文・写真提供/かぎろひ事務局)

応募方法
履歴書を添付して「かぎろひ事務局 サポートセーラー&スタッフ募集」までメールで
担当:事務局 伊藝徳雄(igei100@igei.net

サポートセーラー&スタッフの特典
スタッフオリジナルTシャツの提供。セーリング、クルージングスキルの習得

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4月に行われた「かぎろひ」キックオフイベントの様子

かぎろひキャンペーンとは
シーボニアマリーナをベースに活動をスタートさせたセーリングクルーザー45フィートの大型艇が母体です。このヨットを使用してセーラー(ヨット乗り) が海(自然)から、セーリングから学び受け継いできた知恵や学びを子供達や海を経験した事がない多くの方々へ「セーリング体験」を通じてお伝えしながら、 参加者のみなさまに何かを感じてもらう活動を行います。

かぎろひキャンペーンのコンセプト
■若手セーラー育成
全国のジュニア並びユースセーラーにビッボートセーリングを経験してもらう事で、様々な環境に応じる事のできるセーラーとしての成長を促す活動を行います。
■海からの学びを伝え、生きる力に!
セーリング未経験者の子供たち、親子を対象にセーラーが受け継いできた学びを伝える活動を行います。共に海出てセーリング経験の中で、海の怖さ、海の素 晴らしさ、仲間の大切さ、積極性、協調性等変化する海の環境の中で自分を見つめ仲間との共同作業の中で新しい発見を促していきます。
■様々な分野交流の場に
多種多様な分野の方々が海で出会い交流をする社交場の役割を担ってゆきます。セーリング体験にとどまらず、大型艇のメリットを生かし、船上で行うイベントやトークショー等にも対応してゆきながら様々な分野の方々が交わる社交場の役割を果たしていきます。

今後の予定
8月21日 親子体験会(タイドプール様) 葉山新港
8月22日 親子体験会(おうちえん、寺子屋921様) 葉山新港
8月23日 異業種交流会 葉山新港
10月3〜5日 ベイサイドマリーナ・フローティングショー体験会
詳しい詳細は応募後お知らせします。

 

バルクヘッドマガジンより

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中学校海洋学習第一弾実施!/白畑瞬

2015.07.30

昨日は近所の小宿中学校の海洋学習第一弾を実地しました‼
海の入り方や注意事項などを説明した後SUPとカヤックを交互に練習してもらい、最後は皆でリレーをしました^_^校長先生もリレーに参加してもらいとても盛り上がりました‼︎

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白畑瞬facebookより

https://www.facebook.com/shun.shirahata


灼熱の葉山で開幕!FJ級世界選手権初日成績/バルクヘッドマガジン

2015.07.30

7月29〜8月1日まで葉山港で「FJ級世界選手権」が開催されます。参加52艇。五輪種目だったフライング・ダッチマン級(FD級)の練習艇として開発 されたFJ級は、日本では高校生のインターハイ、国体艇種として知られていてます。しかし、世界ではユース専門の艇種でなく、年齢を問わずに乗れるボート として親しまれてきました。本大会には、アメリカ、ドイツ、オランダ、スロベニア、そして日本が出場。日本選手のほとんどが高校生で、8月インターハイを 目指す選手が数多く出場しています。大会初日は、南の軽風で3レースを実施しました。(BHM編集部)

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2015FJ級世界選手権初日成績

 

バルクヘッドマガジンより

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SUPキャンプ in 琵琶湖/PUKA PUKA

2015.07.30

第4回SUP CAMP in BIWAKO
今年は更にパワーアップしたSUP CAMPとなってます。
まだ参加者募集中ですのでぜひみなさんご参加ください。
みんなで広げようSUPの輪!!

SUP CAMPの申し込みの件ですが、すでに申し込みメールたくさんいただいてありがとうございます。
メールやメッセージ、FAX、直接お申込みなどいただいております。
*まだFBでのSUP CAMP参加表明の方やSUP POLO参加の方、まだ申込みしてないという方はすみませんがメールでいただけませんか!

ご参加される方はすみませんが、名前、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、参加の日、参加のコース等などを下記までメールにてお知られください。
口頭でお申し込みいただいた方も、お手数おかけしますが、下記までメールお願いします。*\(^o^)/*
すでにメールやメッセージ、直接の方は大丈夫です。

Mail : pukapuka290@yahoo.co.jp
よろしくお願いします*\(^o^)/*

http://pukapuka290.jimdo.com/sup-camp-in-biwako/

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日本初ワールドチャンピオン誕生!/バルクヘッドマガジン

2015.07.26

7月25日、唐津「420級世界選手権」最終日。2位で最終日を迎えたオープンクラスの高山大智/中野翔太は、前日トップの香港が順位を落とし第 11レースで逆転して首位に。続く最終レースではライバル艇が崩すなか、自身はカットレースを作るもトップを守り切りました。高山/中野は日本人初となる 420ワールド金メダルを獲得しました。また、女子の田中美紗樹/高野芹奈は銅メダルを獲得。日本チームは、男女がメダルを獲得する大健闘を見せました。 女子優勝はスペイン、U17優勝はイタリアです。(BHM編集部)

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※大会写真は、オフィシャルサイト、420協会フェイスブックバルクヘッドマガジン・フェイスブックで公開されています。

420ワールド 前日写真
420ワールド 初日写真
420ワールド 2日目写真
420ワールド 3日目写真 (1)
420ワールド 3日目写真 (2)
420ワールド 4日目写真
420ワールド 5日目写真
420ワールド 最終日写真
420ワールド 最終日セレモニー

◎2015 420 World Championships
http://2015worlds.420sailing.org/

420 World Championship オープン 12レース最終成績
1. 高山/中野 (JPN) – 80 pts
2. Wiley Rogers/Jack Parkin (USA) – 85 pts
3. Calum Gregor/Hugo Christensson (HKG) – 93 pts
4. Vasillios Gourgiotis/Epameinondas Orestis Batsis (GRE) – 93 pts
5. 加藤/吉永 (JPN) – 97 pts
6. Will Logue/Bram Brakman (USA) – 101 pts
7. Pedro Correa/Philipp Essle (BRA) – 106 pts
8. Felipe Diniz/Ivan Aranguren (ARG) – 107 pts

420 World Championship 女子 12レース最終成績
1. Marta Garrido/María Jesus Dávila (ESP) – 44 pts
2. Charlotte Yven/Marine Riou (FRA) – 67 pts
3. 田中/高野 (JPN) – 68.2 pts
4. Nia Jerwood/Lisa Smith (AUS) – 83 pts
5. Sarah Norbury/Mari Davies (GBR) – 83 pts
6. Marina Lefort/Lara Granier (FRA) – 86.6 pts
7. 宇田川/斎藤 (JPN) – 88 pts
8. Theres Dahnke/Birte Winkel (GER) – 96 pts

420 World Championship U17 12レース最終成績
1. Edoardo Ferraro/Francesco Orlando (ITA) – 30 pts
2. Aggelos Arvanitis/Theofanis Kanakaris (GRE) – 51 pts
3. Carlos Balaguer/ Ignacio Balaguer (ESP) – 63 pts
4. Enrique Lujan/Pablo Lujan (ESP) – 71 pts
5. Andre Fiuza/Stephan Kunath (BRA) – 78 pts
6. Matthew Logue/Cameron Giblin (USA) – 99 pts
7. Albert Torres/Antoni Massanet (ESP) – 103 pts
8. Albert Torres/Antoni Massanet (ESP) – 106 pts

 

バルクヘッドマガジンより

http://bulkhead.jp/category/news/


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OCEANS WATCHER

小川和幸info

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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