小川和幸info
きょうも北北西風に乗って!
2016.02.25
きょうもきのうに引き続き北北西寄りの風が強めに吹き続け、午前中を中心にウインドサーフィンしました。
風速は8~12m/s程度くらい吹いていましたが、朝のうちはきのうと同じくらいかと思って、きのうと同じ4.7㎡で出たものの、途中で風が弱まってしまったので、5.2㎡に張り替えて、ボードも108Lという少し大きめの板をチョイスして出ました。
ただし、そうしたら、また風が吹き上がってきて、きのうと同じくらいの風が吹いてきて、しかもきのうよりも波も大きく成長していて、腰~たまに腹くらいの波が割れていました。
でも、波がある場所がちょうど山のかげになっていて、風の入りがあまり良くなく、結局あまり波には乗ることはできませんでした。
でも、5.2㎡と108Lという完全にオーバーチョイスしてしまったのですが、天気もこの季節には珍しく晴れてきて、青空の下で走り回ることができました。
その後、ボードを76Lに乗り換えて乗ってみたのですが、潮が今度は引きすぎてきて岩や珊瑚が出てきて、昼過ぎには雲も出てきて、風も弱まり、きょうは終了。
午後は波をチェックして、あすに備えておきました。
きょうも奄美の大自然に感謝です!
https://www.youtube.com/watch?v=gtglS7uBWWk&feature=youtu.be
南アフリカが首位へ!アルゼンチン470世界選手権3日目/バルクヘッドマガジン
2016.02.25
2月24日、アルゼンチンで開催されている「470級世界選手権3日目」。ブエノスアイレス沖は、本日も期待された風は吹かず、約2時間の陸上待 機からはじまりました。その後、午後の風を期待してドックアウトしましたが、レース海面も風なし。きょうも長い1日が始まりました。(BHM編集部)
南アフリカAsenathi Jim / Roger Hudsonチームが自身初のワールド首位に立ちました。第5レースでは逆転トップ。ロンドン五輪を目標に作られたアフリカチームはここまで成長しました。photo by Junichi Hirai
大会3日目は男子2レース、女子1レースおこなわれました。結局、スタートした時刻は予定の12時から約4時間後まで待たされました。レース海面 で北東の風が一瞬だけ吹き上がりましたが、風向が安定しません。風の強弱のアップダウンも激しく、このようなコンディションで土居一斗/今村公彦が気を吐 きました。弾丸スタートから1上マークを2位回航、3位フィニッシュで成績も急浮上します。
「ポートロングのコースでプランどおりに走れました。スタートがうまくいったのが一番です。でも、その後(第5レース)が、よくなかった。スタート で右海面へ逃げてから風が大きく左へ。ずっとリフトを走る最悪のパターン。タックのタイミングがわからなかった。こんな場面の正解は、すぐにタックして左 海面へ向かわなくてはいけないのでしょうね」(今村)
第5レースでは、風が大きく左へシフト。1〜2マーク(サイドマークレグ)、スピネーカーが上げられなくなってしまい、サイドマークにクローズで アプローチするという大変則コースとなりました。こうした片道1本コースでマイナスを走ってしまったことは、不運だったと言わざるを得ません。
午後5時30分を過ぎてもレース委員会はレース続行の意思を見せますが、急速に発達した低気圧の影響を受けるため、ハーバーバックのアナウンス。 夜になり雨が降り出し、気持ちの良い冷たい風が通り過ぎました。明日大会4日目はレース進行の遅れを取り戻すべく、午前10時スタートでおこなわれます。
アルゼンチン470級世界選手権 3日目成績
男子 参加42艇
1. RSA Asenathi Jim / Roger Hudson 3-16-6-11-1 21p
2. ESP Onan Barreiros Rodriguez / Juan Curbelo Cabrera 8-5-4-4-20p
3. SWE Anton Dahlberg / Fredrik Bergstrom 11-4-2-15-10 21p
4. AUS Mathew Belcher / William Ryan UFD-21-1-6-3 31p
5. CRO Sime Fantela / Igor Marenic 5-6-18-2 27
6. GRE Panagiotis Mantis / Pavlos Kagialis 29-2-13-1
16p
22. 土居一斗/今村公彦 32-7-29-3-31 102p
女子 参加40艇
1. FRA Camille Lecointre / Helene Defrance (UFD)-1-5-2 8p
2. AUT Lara Vadlau / Jolanta Ogar (21)-7-2-1 10p
3. NED Afrodite Zegers-Kyranakou / Anneloes Van Veen (4-10)-1-5 10p
4. USA Anne Haeger / Briana Provancha 3-2-(16)-7 12p
5. USA Sydney Bolger / Carly Shevitz (1)-11-4-19 16p
6. CHN Xiaoli Wang / Lizhu Huang (2)-4-18-12
14. 吉田 愛/吉岡美帆 14-15-6-(25) 35p
30. 山口祥世/畑山絵里 30-33-11-30 71p
◎大会写真(バルクヘッドマガジン・フェイスブック)
https://www.facebook.com/bulkheader/
◎ARGENTINA 470 Championships
http://2016worlds.470.org/
初日の失格+21位で出鼻をくじかれましたが、その後1-6-3位を取って急浮上したオーストラリア。photo by Junichi Hirai
女子トップを取ったオーストリア。現在ワールドで2連覇しています。photo by Junichi Hirai
第5レースで3位、会心の走りを見せる土居/今村。8月までリオ尽くしの毎日になります。photo by Junichi Hirai
片振れのシフトに乗ることが出来ず、カットレースを作ってしまった吉田/吉岡。photo by Junichi Hirai
往年の名選手、イタリアのガブリオが復活しています。photo by Junichi Hirai
https://www.youtube.com/watch?v=q7B741u7lnk
大会3日目ダイジェスト映像。制作:デイリーセーリング
バルクヘッドマガジンより
久しぶりの奄美!
2016.02.24
きのうに低気圧が通過して、奄美は朝から冬型の気圧配置により、北~北北東寄りの風が強く吹き続け、1日とおしてコンスタントに8~12m/s程度は吹いていました。
久しぶりの奄美とあって、朝8時から4.7㎡をセットして、76Lの奄美に置きっぱなしの自分のボードでゲッティングアウト!
波は小さかったですが、いつもの奄美の冬を満喫できました。
ISLANDS WATCHによると明日もきょうと同じくらいの風が吹きそう!
まだまだ奄美を満喫させていただきます!
https://www.youtube.com/watch?v=ZiYhtnq25LI&feature=youtu.be
World Performance 2016 JWA枠および最終選考選手が決定!
2016.02.21
本日、御前崎ロングビーチにて、ワールドパフォーマンス2016におけるJWA枠決定戦と、最終選考会が開催されました。
風は十分の3.7~4.0㎡で、波は頭サイズという絶好のコンディションの中、JWAから日本代表選手の4名が決定 !
野口、鎌田、板庇、浅野の4選手
本当におめでとうございます!
日の丸を背負って頑張って下さい‼
また、最終選考会で日本代表切符を勝ち取ったのは
駒井、石井の両選手です!
おめでとうございます!!!
これで日本代表選手6名は出揃いました。
あとは、3月8日(火)~14日(月)にかけて行われる本番であるWorld Performance 2016を待つばかりです。
海外からもトップ選手が来日予定なので、ぜひこの機会に御前崎ロングビーチにお越しください!
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.jw-a.org/schedule/2016/0304_wp_notice.pdf
あすは冬型!
2016.02.20
ISLANDS WATCH(※)によると、今夜のうちに低気圧は発達しながら関東の南岸沿いを通過し、明日の朝には東北沖から北海道の東海上へ達する見込みです。
また、その後、上空の強い寒気は南下して強い冬型の気圧配置となるでしょう。
午後10時20分現在の湘南はまだ北寄りの風で、多少強まってきているようです。
ただし、低気圧の通過とともに南~南西寄りの風に変わり、明日の夜明けごろまではこの風が強めに吹いている可能性があります。
ただし、沿岸では北寄りの風がそのまま続く可能性もあります。
あすの午前中はすぐ沖合では南西~西寄りの風が吹きそうなものの、沿岸では北寄りの風となる可能性があるので、残念ながらウインドサーフィンはあまり期待できそうもありませんが、もしかすると、寒気がかなり強いので、朝から午前中のうちは吹く可能性もあります。
正直なところ、今のところ非常に微妙なところです。
おそらく低気圧のコースによっても変わってくるでしょう。
ただし、西~南西寄りの風が吹いたとしても北寄りの風に変わるのも早そうなので、午前中のうちにはまとまりがなかった南東~南~南西寄りの風による波は徐々にまとまり、朝のうちはジャンク気味なものの徐々に整って、サーフィンするには良いコンディションとなりそうです。また、沖合では西寄りの風が吹き続けそうなので、1日通して中上級者であれば遊べるようになるでしょう。
(2月21日(日)午前9時予想天気図)
なお、あすは、低気圧の吹き込みによる南東~南寄りのうねりが強まり、西~北西寄りの風もかなり強まる御前崎ロングビーチ(移動の可能性もあり)にて、急遽、3月に開催されるウインドサーフィンのWorld Performance 2016のJWA枠予選会が開催される予定です。
安全第一で進行されますが、かなりハードなコンディションが見込まれますので、参加選手の皆様は、くれぐれも注意しながらの参加をお願い致します。
情報提供:WATER KIDS JAPAN
代表 小川和幸(気象予報士)
※ISLANDS WATCHとは、i-phone限定の気象専門アプリで、南西諸島をはじめ日本全国の沖合における風や波についての詳しい予報や、1週間先までの天気図を細かくチェックすることができます。(App storeからダインロードできます)
4月芦屋で開催!兵庫ジュニアオープン選手権のご案内!/ バルクヘッドマガジン
2016.02.20
4月9、10日、オプティミスト級によるジュニアヨット大会「2016 MAIN STAGE 兵庫ジュニアオープン選手権」が兵庫県立海洋体育館(芦屋マリンセンター)で開催されます。大会は2日間、最大9レースが予定されています。OP級Aクラ ス、Bクラスの表彰ほか、女子や小学生部門もあり、豪華賞品が用意されています。西日本水域だけでなく、東日本水域のみなさまもぜひご参加ください。 (BHM編集部)
毎年春におこなわれている兵庫ジュニアオープンが、今年も開催されます。昨年はAクラス27艇、Bクラス16艇が集まりました
◎兵庫ジュニアオープン選手権ウエブサイト
http://bghyogo.web.fc2.com/hyogo.html
バルクヘッドマガジンより
あすからの1週間予報
2016.02.19
あすからの1週間予報について解説いたします。
ISLANDS WATCH(※)によると、まず、あす20日(土)は、西から低気圧が南岸沿いを進み、夜には関東付近を通過する見込みです。
その低気圧の接近・通過に伴って西から天気は下り坂となりそうです。
西日本~東海では、北東~東~南東寄りの風が沿岸では強めに吹きそうですが、南東~南寄りのうねりも徐々に強まってくるでしょう。
また、西日本では、昼以降には北西~北寄りの風に変わってきそうなので、面は整えられる可能性があります。
ここ湘南でも、朝から雲が多く、はじめ北寄りの風が吹き、低気圧から伸びる温暖前線の接近に伴って雲が徐々に厚くなり、午後からは雨も降ってきそうです。
風は北寄りの風が吹き続け、おそらく低気圧が近づく夕方か夜には南東のち南寄り、そして南西寄りの風となり、雨が強まるとともに風も強まってきそうです。
波は、東海上へ遠ざかる高気圧からの吹き出しによる南東~南寄りのうねりが徐々に強まり、サイズアップしてきそうです。
サーフィンは何とかできそうですが、ウインドサーフィンは南寄りの風が強まるのは夕方か夜となりそうなので、あまり期待できそうもありません。
ただし、サーフィンも雨脚が強まるとともに雷などに注意が必要です。
(2月20日(土)午前9時予想天気図)
あさって21日(日)は、低気圧は東北沖から北海道の東海上へ遠ざかり、上空の強い寒気も南下して、冬型の気圧配置となりそうです。
風が冷たく、気温も下がり、特に夜は寒くなりそうなので、体調管理には十分な注意が必要です。
全国的に北西~北寄りや西寄りの風が強まり、南東~南寄りのうねりは徐々に抑えられてしまいそうです。
湘南では上空の寒気が強ければ強いほど朝から南西~西寄りの風が強く吹き続け、午前中を中心に12~15m/s程度、もしくはそれ以上吹く可能性もあります。
午前中を中心にウインドサーフィンは波も十分にあり、ウェイブができる可能性があります。
ただし、午後になると北寄りに変わる可能性もあるので、ウインドサーフィンは注意が必要です。
サーフィンは、午後になれば北寄りの風により面が整ってくる可能性があるので、期待しましょう。
ただし、北寄りの風が強いことも考えられるので、サイズダウンも早そうです。
風の情報はチェックしておいた方が良いでしょう。
ちなみに御前崎では、20日(土)は東~北東寄りの風で、南東~南寄りのうねりが徐々に上がってきそうなので、風をかわす場所でサーフィンできるでしょう。
また、21日(日)は、朝から寒気による西寄りの風が強く吹き続けそうなので、ウインドサーフィンは波も十分にあるウェイブコンディションとなるでしょう。
(2月21日(日)午前9時予想天気図)
22日(月)は、北日本を除いて西から高気圧に覆われ、穏やかな天気となる見込みです。
南東~南寄りのうねりは弱まりつつも何とか続き、風が弱まれば、多少反応が良くなる可能性もあります。
湘南では、南東~南寄りのうねりは弱まりつつも何とか続きそうです。
風も北~北東寄りの弱い風となりそうなので、何とかサーフィンできるでしょう。
ただし、午後になると東寄りの風により、多少面を乱してしまう可能性があります。
(2月22日(月)午前9時予想天気図)
23日(火)は、西から気圧の谷が進み、夜には北日本を低気圧が通過する見込みです。
また、西から再び寒気が南下して、夜には南西諸島から東海、そして東日本にかけて冬型の気圧配置となる見込みです。
湘南では、北~北東寄りの風が吹きそうですが、あまり強まりそうもありません。
また、南東寄りのうねりが弱く続く程度でしょう。
(2月23日(火)午前9時予想天気図)
24日(水)は、西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。
西日本では、うねりは抑えられたままとなってしまいそうですが、湘南などでは、23日(火)の夜に吹いた南西寄りの風による波が残り、朝は何とかサーフィンできそうです。
ただし、その後北寄りの風により徐々に抑えられてしまいそうなので、早めが良いでしょう。
(2月24日(水)午前9時予想天気図)
25日(木)は、冬型の気圧配置が緩みつつも続きそうです。
西日本では、北東寄りの風が強まりそうなので、うねりは抑えられたままとなってしまうでしょう。
湘南では北東寄りの風が午前中を中心に強まるでしょう。
波は南西寄りのうねりは抑えられてしまい、サイズダウン傾向となってしまうでしょう。
(2月25日(木)午前9時予想天気図)
26日(金)は、西から高気圧に覆われて、冬型の気圧配置は緩んできそうです。
西日本では、引き続き、北東寄りの風に抑えられたままとなってしまいそうです。ただし、東寄りのうねりの反応が多少良くなる可能性があります。
湘南では、午前中を中心に北東寄りの風が強まりそうなので、うねりは抑えられたままですが、ウインドサーフィンは、三浦などでは前半を中心に乗れるでしょう。
(2月26日(金)午前9時予想天気図)
27日(土)は、高気圧に広く覆われそうですが、西日本では夜にかけて新たな気圧の谷が近づいてくるでしょう。
東日本では、弱い南東寄りのうねりが何とか続く程度でしょう。
西日本では、弱い南東寄りのうねりが何とか続き、後半は気圧の谷の接近に伴う南東寄りのうねりの反応が良くなる可能性があります。
(2月27日(土)午前9時予想天気図)
28日(日)は、午前中には気圧の谷が関東付近を通過し、西から強い冬型の気圧配置となる見込みです。
西日本では、南東寄りのうねりは強い北西~北寄りの風に抑えられてしまうでしょう。
東日本でも、御前崎や南伊豆などでは北西~西寄りの風や波が強まりそうです。また、湘南や千葉南などでは低気圧の通過にともなる南西寄りのうねりが反応し、また、沖合を吹く西寄りの風による波が反応する可能性があります。
(2月28日(日)午前9時予想天気図)
※ISLANDS WATCHとは、i-Phone限定の気象専門アプリで、南西諸島をはじめとした日本全国の風や波の予報を詳しく見ることができます。(app storeよりダウンロードできます)
情報提供:WATER KIDS JAPAN
代表 小川和幸(気象予報士)
行くぜ、アルゼンチン!バルクヘッドマガジンは470級世界選手権を取材します!/バルクヘッドマガジン
2016.02.19
バルクヘッドマガジン編集長は、これから南米アルゼンチンへ旅立ちます。目的地は首都ブエノスアイレスの近く。ここではじまる「470級世界選手 権」を取材撮影します。編集長の1、2月は撮影をスローペースにして、モスでセーリングしたり、山歩きしたり、たっぷり充電できたので、気力がみなぎって います。うぉー!(BHM編集部)
ブエノスアイレスへ。photo by Junichi Hirai
2016年アルゼンチン470級世界選手権にエントリーしている日本選手は、男子に土居一斗/今村公彦、市野直毅/長谷川孝、女子に吉田 愛/吉岡美帆、山口祥世/畑山絵里。日本の470はすでに五輪代表チームが決定しているので、市野/長谷川、山口/畑山は、2020年東京五輪を見据えた 活動となります。
先のクリアウォーター49er級世界選手権の記事でも書きましたが、オリンピックイヤーの世界選手権は出場選手の技術と気持ちが最高潮に達しま す。今回はぜひとも日本選手の活躍に期待したい。編集長が国際大会を取材する時は、どんな大会でも日本が金メダルを獲得することを想定して撮影機材を用意 しています。
また、本大会では、無敵オーストラリアの7連覇、ビッグレガッタに強い女子オーストリアの3連覇も注目されます。もうひとつ、リオ五輪本番を想定 した軽風までの走りが、各国どこまで対策されているのかも興味深いところです。これは470級に限ったことではありませんが、いま各国のトップ選手は、活 動の拠点をリオデジャネイロにおいてトレーニングしています。
編集長は、世界でいちばん470のレースを撮影しているフォトグラファーではないかと思います。これは自慢ではなく、国内を含めると世界でいちばん大会が開催されているのが日本だからです。それだけ470は、日本にとって馴染み深く、ファンが多いクラスといえます。
さあ、2016年の470級世界選手権に注目しましょう。アルゼンチン取材の様子は、バルクヘッドマガジン本誌やフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどでお伝えします。おたのしみに!
◎アルゼンチン470級世界選手権・公式サイト
http://2016worlds.470.org/
◎バルクヘッドマガジン・フェイスブック
https://www.facebook.com/bulkheader/
◎バルクヘッドマガジン・インスタグラム
https://www.instagram.com/bulkhead.jp/
昨年フォトコンテストにエントリーした編集長の写真が、イタリアの雑誌に掲載されました。これも470級の写真ですね。日本でも新聞や雑誌に掲載される機 会がありますが、海外雑誌に掲載されるのは感じ方が違います。日本や編集長のことを知らないで純粋に写真だけで選んでくれたんですから、とてもうれしいです。
バルクヘッドマガジンより
連載第4回 空飛ぶ日記「ものすごいスピードでドカーンと飛ばされる」/バルクヘッドマガジン
2016.02.17
春一番なんて吹かなければいいのにね。海に出られなくなるから。みなさん、ガツガツ乗ってますか? 編集長は、ハードにコソ練してます。でも、 ちょっとした問題が…。先日いい風でセーリングしていた時、ドッカーンと飛ばされてノーズダイブ。ものすごい勢いで落っこちて何かに強く当たり、右肩を痛 めてしまいました。むむむ。これは、まずいぞ。(BHM編集部)
モスに乗り始めて1カ月。この船は気軽に人に薦められるものではありません。覚悟を決めた馬鹿だけが挑戦する船だと再認識しました。羽根が欲しいぜ!photo by Junichi Hirai
編集長の下手っぴな日々が続いています。同じ失敗を繰り返し、沈を回避する方法を学びつつあるものの、100回が80回になった程度で、しんどい ことに変わりありません。葉山沖をくらげのように漂いながら「いったい何をやってるのか?」と自問自答。めげることもありますが、海に出なければ何も始ま りません。がんばろっと。
実は、先日の練習で、飛ばすコツをつかんだ気がするんです。その方法を説明するのはむずかしいのですが、(1)リーチングで走りはじめハイクアウ トポジションへ。(2)ハイクアウトしながらメインシートをポンプ。ここでグイグイっとアンヒールさせる。(3)スッーと浮き上がる予感がしたらちょいと バウダウン。するとフワッ、そしてズバババーッと走りだすわけです。これがフォイリングです。わかりますか? わかりませんよね。ええ、自分でも書いてい て分からなくなりました。
飛び上がるにも問題ありですが、飛んだ後がもっと大変なのです。止まり方がわかりません。セーリングは、よく自転車(サイクリング)に例えられま すが、モスも同じです。ほかのセーリングと違うのは、急坂をブレーキなしで走っている、ということ。行き先は地獄。そのスピードは、正直に言って怖い。
フォイリング中は、その走りをキープするのが精一杯です。で、さらに加速していくにつれて冷や汗が出てきます。「これ、どうやったら止まる の?」。技術や経験のない編集長は、アンヒールして沈没するか、オーバーヒールで吹っ飛ばされて止まることになります。もう身体はボロボロ。この対処法 は、、、まだよく分かっていません。ああ、くやしい。
吹き飛ばされた時、船のどこかに右肩をぶつけてしまったのでしょう。乗りたい気持ちは抑えて、しばらく養生するとします。そして、編集長は今週末 から海外取材遠征がはじまります。なので、モードを切り替えないといけません。次はいつ飛べるのかな。フォイリングが待ち遠しいシーズンがはじまります。
連載 バルクヘッドマガジン編集長の空飛ぶ日記
第1回「編集長の空飛ぶ日記、はじまります」
第2回「神様ありがとう、編集長は空を飛んだよ」
第3回「海に出たいのに出られない」
バルクヘッドマガジンより
Interstyle Day2/横山貴代
2016.02.17
INTERstyle day2
champが遊びに来てくれましたー
今日watermanleague sunset pro優勝
過去の投稿一覧
OCEANS WATCHER
小川和幸
気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長
OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360
大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。
現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。