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小川和幸info

恐怖かつ興奮の相模湾フォイリング!ヤンマー・モスワールド2日目!/バルクヘッドマガジン

2016.05.26

5月25日、葉山で開催されている「ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016」2日目は、13ノット前後の風が吹くコンディションで行われまし た。本日の相模湾は、朝から南の強風。フォイルを装備したモス級は、波のある強風下でコントロールがむずかしい艇種です。そのため操船に自信のない約20 艇はレースに参加せず、レスキュー艇でレース運営を手伝いながら、トップ選手の走りを間近で見て刺激を受けていました。(レポート/西朝子 モスワールド実行委員会)

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ワールド2日目はモスが最も苦手とする波のある海面で3レースおこなわれました。ボートが波を飛び越えるとウォンド(高さを調整するセンサー)が効かなくなりノーズダイブしてしまいます。photo by Junichi Hirai

今日のレースで1-1-2位で暫定1位に踊り出たのは、イギリス期待のホープ、クリス・アシュリーです。
「もっと厳しいコンディションになるかと思っていましたが、予報ほど悪くはなかったですね。今日は優勝に向けて大きな収穫となる1日でした」(クリス・アシュリー)

北京五輪金メダリスト、ポール・グディソン(GBR)は、今日も安定した成績で2位をキープ、3位にはスコット・バベッジ(AUS)が上がってきました。
「今日は波が高く少し手こずりました。第1レースではフィニッシュライン直前で沈をしてしまい、大きく順位を落としてしまったのが痛かったですね」と言うバベッジですが、明日に向けて手応えをつかんだようです。

日本選手トップは暫定7位の梶本恆平です。先週末に開催された全日本選手権を制している彼は、今大会でも好調を維持しています。
「いつも練習している海域は、波も高く、風も強い場所なので、明日のレースも楽しみです」(梶本)。11位には日本フォイリングモスの第一人者、後藤浩紀の姿もあります。明日の対決も楽しみです。

今大会には、10カ国から69選手が参加しています。参加人数が最も多いのは地元日本で33人、オーストラリア勢が17人、イギリス勢が10人と続きます。また、日本のほぼ裏側に位置するアルゼンチンから3人が参加しています。

予報では明日26日も同じようなコンディションで、実力差のでる1日になりそうです。大会3日目も3レースが予定されています。

 

大会2日目ダイジェスト動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=Yq83PVulc-Y

 

さらに詳しい写真や詳細はバルクヘッドマガジンへ

http://bulkhead.jp/%E6%81%90%E6%80%96%E3%81%8B%E3%81%A4%E8%88%88%E5%A5%AE%E3%81%AE%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E6%B9%BE%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%81%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%BB/


北田浩〈貴帆〉ザ・トランサット完走!シングルハンド大西洋横断達成!/バルクヘッドマガジン

2016.05.26

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5月25日、英プリマス〜ニューヨークを走る大西洋横断「ザ・トランサット」に出場する北田浩スキッパー〈貴帆〉がフィニッシュしました。時間は22日 18時間3秒。多数のリタイア艇が出る中トラブルを抱えながらも最後まで走り切りました。北田さんは、ザ・トランサットを完走したはじめての日本人セー ラーとなります。おめでとうございます!(BHM編集部)

 

The Transat bakerly 2016 成績
ULTIMEクラス
1. François Gabart/Macif – 8 days, 8 hours, 54 minutes and 39 seconds at sea
2. Thomas Coville/Sodebo – 8 days, 18 hours, 32 minutes and 2 seconds at sea
3. Yves Le Blevec/Actual – 10 days, 12 hours, 15 minutes and 59 seconds at sea

IMOCA 60クラス
1. Armel Le Cléac’h/Banque Populaire – 12 days, 2 hours and 28 minutes and 39 seconds at sea
2. Vincent Riou/PRB – 12 days, 4 hours, 50 minutes and 11 seconds at sea
3. Jean-Pierre Dick/St Michel Virbac – 12 days, 17 hours, 28 minutes and 7 seconds at sea
4. Paul Meilhat (SMA) – 14 days, 5 hours, 5 minutes and 14 seconds at sea
Abandon – Sébastien Josse (Edmond de Rothschild)
Abandon – Richard Tolkien (44)

MULTI50クラス
1. Gilles Lamiré/French Tech Rennes St Malo – 12 days, 7 hours, 51 minutes and 17 seconds at sea
2. Lalou Roucayrol/Arkema – 14 days, 7 hours, 13 minutes, 20 seconds at sea
3. Pierre Antoine/Olmix – 16 days, 14 hours, 29 minutes, 23 seconds at sea
4. Erik Nigon (Vers un monde sans Sida) – 16 days, 18 hours, 32 minutes and 33 seconds at sea
Abandon – Erwan Le Roux (FenêtréA-Cardinal)

CLASS40クラス
1. Thibaut Vauchel-Camus/Solidaires en Peloton-ARSEP – 17 days, 12 hours, 42 minutes and 56 seconds at sea
2. Louis Duc/Carac – 17 days, 23 hours, 54 minutes, 40 seconds at sea
3. Phil Sharp/Imerys – 19 days, 31 minutes, 5 seconds at sea
4. Edouard Golbery (Région Normandie) – 19 days, 18 hours, 3 minutes and 30 seconds at sea
5. Robin Marais (Esprit Scout) – 19 days, 19 hours and 33 minutes at sea
6. Anna Maria Renken (Nivea) – 21 days, 13 hours, 19 minutes and 25 seconds at sea
7. Hiroshi Kitada (Kiho) – 22 days, 18 hours, 3 minutes and 45 seconds at sea
Abandon – Maxime Sorel (VandB)
Abandon – Armel Tripon (Black Pepper)
Abandon – Isabelle Joschke (Generali-Horizon Mixité)

◎The Transat bakerly 2016
http://www.thetransat.com/

 

バルクヘッドマガジンより

http://bulkhead.jp/%E5%8C%97%E7%94%B0%E6%B5%A9%E3%80%88%E8%B2%B4%E5%B8%86%E3%80%89%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%83%E3%83%88%E5%AE%8C%E8%B5%B0%EF%BC%81%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB/


奄美産SUP完成!/白幡瞬

2016.05.26

奄美産のSUPボードが完成しました‼︎
近所に住んでいる家具職人でウッドのサーフボードの職人でもあるライナとクボタツさんの3人で開発しました^_^!
鉄釘を1本も使わず、グラスなどでコーテングしないので脂を何度も吸い込ませ奄美の梅雨明けとともに海に浮かべます!
12、6f×25インチ
たくさんのボードが出ている中で海を渡るんだったら奄美産のSUPで渡りたい‼︎
7月の喜界島へ漕いで行きます‼︎

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アマニコカヌークラブ/白幡瞬

2016.05.24

アマニコカヌークラブのみんなで実地している無料体験の想いをたくさんの方に伝えたくて新聞に載せてもらいました^_^!
僕も高校まで海が怖かったけど、海の入り方を教えてくれる先輩がいて今があるのでこんな風にカヌークラブのみんなが海の入り方を教えてくれる先輩になったらこんないいことが安全に楽しめる〜‼︎全部繋がる活動になればいいなと思ってこれからもみんなで頑張ります!^_^

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ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016記者会見

2016.05.23

きのうまではモス級の全日本選手権大会が開催され、海外からのトップ選手が集結し、イギリスやオーストラリアなどの強豪選手たちを相手に見事に日本人としてはトップで総合6位に入った梶本恆平選手が全日本タイトルを手にしました。彼は13歳のときに全日本タイトルを手にしてから28年ぶりの全日本タイトルです。

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そして、いよいよあすからはヤンマー国際モス級世界選手権大会が開催されるということで、きょうはTVや雑誌、新聞などのメディアを集めた記者会見が行われました。

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まずはヤンマー国際モス級世界選手権大会2016の実行委員長であり、自らも日本を代表するトップ選手である後藤裕紀氏の司会で始まりました。

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また、同時に国際モスクラス協会会長であり、こちらも自らオーストラリアを代表するトップ選手で、アメリカズカップ挑戦チームとして注目されているソフトバンクチームジャパンのメンバーでもあるスコット・バベッジ氏と、ヤンマーホールディングス株式会社執行役員である荒木健氏の2名によりモスの説明や、今回の世界大会について説明がありました。

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その中で、モス級というのは歴史が非常に古く、実は世界的には100年近くの歴史があり、1960年代にイギリスやオーストラリア、アメリカなどの国により国際的な協会が発足し、その後、日本も初期から参加していることが説明されました。

きのうまで行われていた全日本選手権大会も今年で50回目ということで、その歴史がうかがわれます。

また、モス級の世界選手権大会が日本で行われるのも今年で5回目で、前回は2001年に銚子で開催されていて、15年ぶりに日本でこの世界選手権大会が開催されるということで、それだけ日本はもちろん、世界でも注目され、しかも2013年からオフィシャルテクニカルパートナーとして世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」で戦うディフェンディングチャンピオン「オラクルチームUSA」を支え、日本でアメリカズカップで培った技術やノウハウをセーリング界へ還元することに力を入れ、高性能で高品質なディーゼルエンジンをはじめ、マリン業界ではその経験と技術でグローバルに活動しているヤンマー株式会社がメインスポンサーということで、世界中からトップ選手が集結し、業界でも注目されている大会です。

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モス級についての説明もあり、当初から船体やセイル以外では規格などの制限が特に設けられていないこともあり、独自の進化をしてきていて、そのデザインも今では洗練されたものとなっています。そして、今後もさらにその進化は続けられていくことが予想され、その中でも特に特徴のあるフォイルについては、近年セーリング業界でも取り入れられてきていて、アメリカズカップはその代表的なものとなってきています。

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そのアメリカズカップの小型版がこのモス級と言われ、アメリカズアップに参戦している選手もモスを楽しんでいる選手も少なくなく、また、そのほかオリンピック選手や、プロセイラーもモスに乗っているケースが多いようです。

今回来日している選手も例外ではなく、たとえば、きのうまでの2日間開催された全日本選手権大会で優勝したポール・グッディソン選手(UK)はロンドン五輪レーザー級の金メダリストで、アメリカズカップ挑戦チーム「アルテミスレーシング」のメンバーであり、ジョシュ・マクナイト選手(AUS)は、元世界チャンピオン(2012年)で全豪チャンピオン、クリス・ラシュリー選手(UK)は全英チャンピオン、ロバート・グリーンハウシュ選手(UK)はヨーロッパチャンピオン、ブラッド・ファンク選手(USA)は全米チャンピオンであり、このほかにも世界的に活躍しているセイラーたちが集結しています。女子でもロンドン五輪470級で日本代表となり、総合6位で、当時は世界ランキング1位となった田畑和歌子選手も参戦して女子では優勝候補と言われています。

それだけモスには計り知れない魅力があり、そのスピードと迫力に魅了されてしまっている選手も少なくないということでしょう。

そして、モスをやっている選手でも、いつかはアメリカズカップへ、という夢を抱いている選手も少なくなく、日本のヤングセイラーである矢野伸一郎選手(大学1年生)や、山崎あんな選手(スーパー女子高生の高校2年生の16歳)もユース世代として日本モスクラス協会がバックアップしています。

2020年の東京五輪では、セイリングの主流はハイスピードヨットとなることも言われていて、この頂点こそがモス級です。こうした動きの中で、日本モスクラス協会でも、次世代を担うユースセイラーに大会参加のチャンスを提供し、東京五輪のセイリング競技での日本人選手の強化・および育成をバックアップし、さらにその先にはアメリカズカップへの道も想定されているので、これからのセイリング界においては、ますますこのモス級が注目されていることは間違いないといえるでしょう。

きょうは、ヤンマー株式会社がメインスポンサーということもあり、オラクルチームUSAのCEOであるラッセル・クーツ氏も来日して、きょうの会見でモスとアメリカズアップの深いつながり、そして絆について説明がありました。

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彼は、数々の国際ヨットレースで活躍するセイラーで、ヨットをやっていれば誰でも知っている世界的なヨット界のスーパースターであり、1984年のロス五輪ではフィン級の金メダリストとなり、1851年から始まっている歴史ある世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」では前人未踏の過去5回の優勝を成し遂げています。さらにスキッパーとして参戦した3大会では15勝0敗という不敗記録を打ち立てて、この記録はいまだに破られていません。

現在は、アメリカズカップ防衛チームである「オラクルチームUSA」、およびアメリカズカップ運営団体「ACイベントオーソリティーズ」のCEOを務めています。

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記者会見後には、実際に海上にて練習レースが行われましたが、あいにく風が弱く、ときたま最大の特徴であるフォイリングして海上を飛ぶ姿が見えましたが、ほとんどは飛ぶことができませんでした。

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あすからは、いよいよ日曜日まで世界選手権大会の本戦が始まります。

今のところ、あす以降は南寄りの風が数日にわたって6~8m/s程度で吹き続ける予報で、あいにくのきょうとは打って変わって、海上を飛ぶ姿が存分に観ることができそうです。

今回の大会は、強豪イギリスとオーストラリアとの対決が見ものとなっていますが、そうした中で、日本人選手たちがどこまで立ち向かえるかも大きな見どころと言えます。

お時間のある方はぜひ会場へ見に行ってみましょう!

大会HPは以下をご覧ください。

http://www.mothworlds.org/hayama/

文・写真:OCEANS MAGAZINE


MOTH CLASS 全日本選手権大会 2016

2016.05.22

きのうから葉山沖にて、ヤンマー国際モス級世界選手権大会2016の前哨戦として、モスクラスの全日本選手権大会が開催されています。

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モスとは、海上のF1と呼ばれているヨットのことで、セイルは1枚で1人乗りですが、その速さは目を見張るものがあり、同じヨット乗りでもその速さに圧倒されるほどで、その名のとおりモスのように海上をカッ飛ぶヨットです。

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セイルはウインドサーフィンのレースセイルに似ていて、マストを通すところにはカムがついていて、そのカムにより、よりスピードを増しているようです。

セイルメーカーはウインドサーファーには懐かしく思う方も少なくないと思いますが、KAセイルが多かったです。

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人が乗る船にはウイングと呼ばれるものが船体についていて、そこに人が乗って、完全に船から体を外に出す形で乗っていきます。

また、最大の特徴は、今やヨット界では革命をもたらしているフォイルがついていて、センターボードと、舵を取るラダーの一番下側にそれぞれフォイルがついています。

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このフォイルにより、スピードが少しでも増すと船体が海から吹きあがり、海上を飛んでいるかのごとく、水面の上をカッ飛ぶのです。関係者の方に聞いたら、風速6ノット(約3m/s程度)で浮き上がれるそうです。

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スピードが増してもセンターボードとラダーの部分しか海には接していないので、音はほぼ無く、静寂の中でスピードを上げてまさに飛んでいる感じです。

ただし、それだけバランスも難しく、簡単に乗っているように見えましたが、おそらくまっすぐ走るだけでもかなり大変な気がしてなりませんでした。

また、タックやジャイブもなんなくやっていましたが、あの飛んだ状態でどうやったらできるのか、イメージがちっとも浮かばず、のりこなすまでになるには、相当な時間と労力、そして体力と精神力が必要な、まさに過酷な世界だとも思われます。

でも、それだけにスピードに乗せた状態で飛べた日には、おそらく言葉では表せないほどの快感があるのでしょう。

 

このフォイルは、今や歴史ある世界最大レースであるアメリカズカップをはじめ、そのほかのヨットにも採用されはじめていて、まさにスピードの世界に突入してきています。

また、ヨットに限らず、最近ではウインドサーフィンやSUPにも取り入れられ、その革命はさらに世界が広がりつつあります。

そうした代表格であるこのモスクラスの全日本選手権大会がきのうときょうの2日間で開催されています。

また、全日本選手権大会がきょう終わると、あすからは、モスクラスのヤンマーモスワールド2016も来週末にかけて開催され、葉山ではこれからさらに盛り上がっていこうとしています。

 

全日本選手権大会2日目のきょうは、朝から快晴で雲もなく、気温も上がって夏のような陽気の中で行われました。

レースが行われる葉山沖の風は、北~北東寄りの風が10~12ノット程度から始まり、ピークでは18ノットまで上がっていました。

風が強くなるとそのスピードも増し、迫力が倍増していきます。

あすからのヤンマーモスワールド2016に参加する海外選手たちも一緒にレースには参加して、日本勢に良い意味でプレッシャーは与えていました。

レースは上下マークを2周するコースで行われますが、スピードが速いので、展開も速く、きょうは全4レースが行われました。

上位を占めたのはやはり海外勢ですが、日本の選手たちも果敢に攻めて、上位へ食い込む有力選手もいました。

成績詳細は公式HPへ!

http://www.mothworlds.org/hayama/

あすからはいよいよワールドが行われます。

日本の選手たちがどこまで海外選手たちに立ち向かえるか、非常に楽しみになってきました。

観覧艇も出ますので、お時間のある方はぜひ観にきてみてください!

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文・写真:OCEANS MAGAZINE


TRICK’N TRY MOTOSU 2016 初日

2016.05.22

さて、きょうから本栖湖にて、JWA JAPAN TOUR FREESTYLE 第2戦 「TRICK’N TRY MOTOSU 2016」が開催されています。

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きょうは朝からお天気は良く、青空に覆われ、さわやかな本栖湖となっていました。IMG_4850

このまま晴れて気温が上がれば風も上がってくるであろうという期待を込めて、選手たちは朝早くから現地入りして、道具のセッティングに追われていました。

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開会式とスキッパーズミーティングを終えるころ、いつもの本栖湖の風とは逆側の北東寄りの風が吹き始めていて、弱いものの、まずはノンプレーニングクラスを行うには十分なコンディションということで、午前10時30分からヒートスタートしました。

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その後、着実にヒートをこなしていき、ノンプレーニングクラスのファイナルまで進むことができていました。

また、ちょうどそのころ、北東だった風からいつもの南寄りの風に変わり、このまま吹きあがってくるであろう予感をさせる風が吹き始めていました。

その後、選手たちは吹きあがるであろう風に期待しつつ、ときたまプレーニングしながら、技の確認などをしてヒートが始まるのを待っていました。

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でも、一向に安定した風が吹きあがってくることはなく、そのまま午後3時を過ぎていきました。

選手たちは待ちきれなくて、たまにブローが入ればいつでもスタンバイOKと言わんばかりに湖面へ出て、技を確認していましたが、なかなか安定した風が吹いてくることはなく、どうしてもブローが長続きしません。

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そうした中、やっと午後4時を過ぎたあたりからブローが長く続くようになり、スペシャルクラスの第1ヒートが行われました。

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その後、続けて第2ヒートも始めたものの、途中で風がやんでしまい、中断。ブローが長続きしそうな風を選んで始めるも、やはり中断。

2回の中断を経てきょうは時間となってしまい、きょうの競技は終了となってしまいました。

さて、あすもお天気は良く、朝から晴れて気温もきょうよりは上がる予想です。

いつもの本栖湖の風を期待してあすに臨みましょう!

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きょうの動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=e7ODMW2Zw24

 

文・写真:OCEANS MAGAZINE


あすからの1週間予報

2016.05.20

あす21日(土)からの1週間について気象情報をお知らせいたします。

まずあす21日(土)~22日(日)については、南海上に梅雨前線が停滞しますが、日本付近は広く高気圧に覆われ、梅雨入りしている南西諸島を除いてそのほかの地域ではお天気は良く、さわやかな週末となるでしょう。

(5月21日(土)午前9時予想天気図)

5.21

(5月22日(日)午前9時予想天気図)

5.22

風は、東日本では北東寄りの風が、また西日本でも北東~東寄りの風が吹き続けるでしょう。

波は、東日本では北東寄りの風による波が続き、西日本でも北東~東寄りの風による波が何とか続きそうです。

ただし、風を受ける場所では面を乱してしまいそうなので、風をかわす場所を選びましょう。

 

23日(月)は、東日本では引き続き高気圧に覆われそうですが、その中心は東へ進み、西からは気圧の谷が近づいてきそうです。

(5月23日(月)午前9時予想天気図)

5.23

東日本では、引き続き北東寄りの風が吹き続け、後半は東~南東寄りの風に変わってきそうですが、あまり強まることはないでしょう。

また、波も北東寄りの波が続くでしょう。

西日本では、後半に向けて徐々に南東寄りの風が強まりそうです。

東を向いた場所では南東寄りの風や波は強まり、面を乱してしまうでしょう。

 

24日(火)は、高気圧の中心はさらに東へ進む見込みで、西日本は気圧の谷の影響で雲が徐々に多くなってくるでしょう。

(5月24日(火)午前9時予想天気図)

5.24

東日本では、東~南東寄りの風が吹きやすいでしょう。ただし、あまり強まりそうもありません。

また波も北東~東寄りの波が続きそうですが、面を乱す程度で、あまり強まることはないでしょう。

西日本では、引き続き南東寄りの風や波が強そうですが、後半は南~南西寄りに変わる可能性があります。

 

25日(水)は、高気圧はさらに東海上へ遠ざかり、日本付近は気圧の谷に入りそうです。その影響で全国的に天気は下り坂となるでしょう。

(5月25日(水)午前9時予想天気図)

5.25

東日本では、北東~東~南東寄りの風が多少強まり、その風による波も多少強まるでしょう。湘南では、1日北東寄りの風で、波は南東寄りの風による波やうねりが多少強まってくる可能性があります。

西日本では、風は弱まり、南東寄りの波やうねりがまとまってきそうです。

 

26日(木)は、日本付近は気圧の谷に入ったままでしょう。また、大陸付近の低気圧から伸びる前線が徐々に南下してくるでしょう。

(5月26日(木)午前9時予想天気図)

5.26

東日本では、北東~東~南東寄りのうねりが残りつつ続くでしょう。ただし、後半は南寄りの風が多少強まる可能性があります。

西日本では、風の影響はあまりなく、南東~東寄りのうねりが何とか続くでしょう。

 

27日(金)は、大陸から低気圧が南下して、北日本ではその低気圧の影響を受けるでしょう。また、その低気圧から伸びる前線が日本の南海上に停滞するでしょう。ただし、西日本から高気圧に覆われるでしょう。

(5月27日(金)午前9時予想天気図)

5.27

東日本では、北東~東~南東寄りのうねりが多少残る程度でしょう。

西日本でも、南東~東寄りのうねりが何とか弱まりながらも続くでしょう。

 

なお、現在警報が発令されているところはありませんが、注意報は発令されているところがありますので、i-phone限定気象アプリ「ISLANDS WATCH」や気象庁のHP等で随時確認するようにしてください。

 

5月20日(金)午後7時発表

情報提供:WATER KIDS JAPAN

小川和幸気象予報士

 

 


大西洋横断!/バルクヘッドマガジン

2016.05.20

白石康次郎先輩が大西洋を横断しました!白石さんはフランスから米ニューポートへ船を回航。この後、ニューポートからニューヨークへ移動して、ヴァンデグ ローブの出場資格を得るため「ニューヨーク・ヴァンデレース」に出場します。言うなれば、これからが本番です。スタートは5月29日!

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奄美はきのう(5/16)から梅雨入り!/白畑瞬

2016.05.18

奄美は昨日から梅雨入りしたけど今日の夕方は晴れてSUPサーフィン^_^
先日の日焼けを海水で冷やしました^_^

白畑 瞬さんの写真
白畑 瞬さんの写真
白畑 瞬さんの写真
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過去の投稿一覧

OCEANS WATCHER

小川和幸info

小川和幸

気象予報士、オーシャンプロデューサー
出生地 東京都目黒区
居住地 神奈川県茅ケ崎市在住
WATER KIDS JAPAN代表
OCEANS MAGAZINE編集長
特定非営利活動法人EARTH WIND & WAVE CLUB理事長

OCEANSMAGAZINE facebookページhttps://www.facebook.com/pages/Oceansmagazine/1503862653179360

大学では体育会ヨット部に入部し、副将として部員をまとめるとともに、大会では学生選手権大会で優勝し、全日本選手権大会では総合6位入賞という結果をもたらす。
その後、卒業とともにウインドサーフィンの魅力に魅せられ、それ以来、20年以上続ける。また、趣味を仕事にと、マリンスポーツ雑誌の老舗マリン企画へ入社し、ウインドサーフィン専門雑誌であるHi-Windで8年間広告営業として働く。
また、Hi-Wind時代に気象予報士の資格を取得し、世界最大の気象会社ウェザーニューズ社を経て老舗波情報である波伝説(サーフレジェンド社)へ転職して、14年間、海専門の気象予報士として働く。その間には、ラジオやTVで海の気象情報を伝えながら、日本国内におけるWCTやWQS(プロサーフィン世界大会)、プロウインドサーフィン大会、遠泳では湘南オープンウォータースイミング大会などのオフィシャル気象予報士として、マリンスポーツにおける海専門の気象予報のプロとして活躍。

現在は、独立してWATER KIDS JAPANを設立し、海の気象情報アプリ「ISLANDS WATCH」を企画・運営中。
また、特定非営利活動法人「EARTH WIND & WAVE CLUB」も立ち上げ、地元茅ヶ崎や奄美大島にて、その日のコンディションに合わせてマリンスポーツを楽しみながら、子どもから大人までに海の素晴らしさや奥深さを伝えている。

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