高畑将之info
彼達の自然と接する姿勢から学べる事はとても多かったと思う。/高畑将之
2016.01.10
僕が去年一番、インスパイアされたのは海パドラーの川でのパドリングスタイルだった。
特にウェイブとレースの両方で活躍するパドラーは自然の中で様々な脅威から身を守るのに一番必要なマネージ力を持っていた。道具やテクニック、知識はその為の手段に過ぎないという事を改めて感じさせられた。
経験者を観察してフィールドを知り、直感的に潜在リスクを感じ取る。
恐怖や我欲に支配されず、積極的ながら極めて冷静なメンタルで常に己をコントロールし、移り変わる状況に対応しながらボードをマネージしてラインを描いていく。
まるでその環境とダンスするように、場のエネルギーと共にあった。
そういった部分はファンシーな動きよりも落水時の対応に現れる。状況を瞬時に見極めながらボードをマネージし、即座にリカバリする対応の速さ。
まるでそれも一つの対話だったかのよう。
彼のマネージ力の高さは、とてもまだ10代の若者だとは思えなかった。
御嶽を訪れてくれたToby CracknellやKennyもそうだったけど、彼達の自然と接する姿勢から学べる事はとても多かったと思う。
http://www.supracer.com/mo-freitas-japan-sup-video/
高畑将之facebookより
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高畑将之
オーシャンアスリート
出生地 宮崎県日南市
居住地 神奈川県藤沢市
高畑将之facebookページ
https://www.facebook.com/masayuki.takahata
1974年2月12日に宮崎市日南市に生まれ、その後高校を卒業するまで、宮崎やシアトルなど、自然豊かな中で育つ。大学卒業後は、Team EastWindにてEco Challengeに出場し、そのトレーニングの一環で野口健氏の登山トレーニングにも参加。アドベンチャーレースが無くなった後も、プロのラフティングチームであるチーム・テイケイに参加し、世界総合3位、2位を経験。チーム・テイケイを去った後も、世界のラフティングで培った経験を武器に、川でのSUPに力を入れるようになり、現在では、川に限らず、海や湖など、幅広いフィールドで活動中。
1999 アドベンチャーレース Discovery Channel Eco Challenge Argentina 15位 日本人初完走
2000 Raid Gauloises Trans Himalaya 13位
2001 X-adventure 北海道ステージ3位、Eco Challenge NewZeland 11位
2002, 03 エベレスト清掃登山隊 隊員
2004~2009 ラフティング世界大会 日本代表 2009世界大会 準優勝
2011 アウトリガーカヌー Molokai Hoe 42位
2012 Teva Mountain Games RAFT Cross 準優勝
2014 Gopro Mountain Games(コロラド) SUP Sprint、Cross 両種目共に3位