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エアルトンはそんな奥にいると….あ〜みたいな感じで波を抜けられなくてワイプアウトして岩棚に打ち上げられていてもまた復活して同じポジショ ンからテイクオフしてあきらかにバレルしかねらっていない、ボードもガン、ジャケットも着込んでかなり気合入っていた(この気合が後日コンテストで嘘じゃ なかったことが証明されるのですが)
アウトサイドではブラジルの選手、カイオ、レコやツアーを回る選手が練習をしているのですが波もファンサイズだしローカルのボディボーダーや サーファー、そしてSUPの人たちも”なんでこんなにフレンドリーなの??”というくらにみんな目を合わせてもすぐにニコニコしてくれるし波待ちをしてい ると向こうから”welcome to Tahiti”と言ってくれる。
彼達のなかではボディーボード、SUP、ショートボード、ロングボード、そんなカテゴライズは一切なく、みんな海で楽しんでいるファミリーという感覚があるのかもしれませんね。
たまたま、その時がそうだったかもしれないし、中にはそうでない人もいるとは思うですが僕が見てきた世界とはあまりに違いそれだけでタヒチが好きになりそう、いや好きになりました。
2日目は朝、夕とサピナスで練習。昨日見ていた波はなくむしろファンウェイブで一日練習をすることができました。
この日の夕飯も近くの屋台で食べてそのままベットに倒れてしましました。
3日目。
朝起きてカーテンを開けるとラグーンにぶつかる波が昨日よりもサイズアップしている。
朝ごはんを食べてサピナスに行きパーキングから見てもあきらかにサイズアップしているので本番に備えてとガンでアウトサイドへ。
途中朝早くから入っていたベティアさんが昨日よりサイズあるよと伝えてくれてブレイクに到着すると6ftたまに8ftくらい。
やはりこのサイズになると波のほれ方などが4ftくらいだった昨日とは違いテイクオフのポジション、波選びがかなり重要になってきて変なのにのるとインサイドの岩棚にはまってしまったりと緊張感が出てきます。
だいぶ波にも慣れてきてセットの波にのっても攻めさえしなければしっかりと乗りつなぐことができるようになったのですがテイクオフして自分のラ インをトレースしながらライディングしていくと最後のセクションでは進行方向をさえぎるようにフェイスが切り立ってきてそこでさらにフェイスにはりつくよ うにしていかないといけない。
出口付近ではさらに水の量が増え、スピードがましてくる、出口が見えてもなかなかそこにたどり着くことができなく抜けるまでのたぶん数メートルの距離が永遠のように感じる。
でもしっかりとメイクした時の感覚は緊張と興奮が入り混じったものでここまで集中力を高めて乗らないといけないことなどなかなかないのでこれができるだけでも今回のタヒチは本当に来て良かったと思いました。
夕方、さらにサイズアップした時のためにベストをきて練習。
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Guns
朝よりもさらにサイズアップしていてマッシブ感もでていて朝とはまた違う顔をみせていたサピナス。
ここまでくるとむやみに乗ろうとしないで一本、一本自分がイメージできる波にしかいかずに無理をせずという感じで3本のって終了。 たった3本….と思う人もいると思いますがそれくらい海には緊張感があり3本で大げさな話日本のビーチブレイクで半年間乗り続けたとしてもかなわない、いや比べ物にならないほどのものを与えてくれるような気がします。
車に戻ると二人で”無事に戻れてよかったね”と….すごいところに来てしまった感覚で今までの常識はここでは通用しない、ここにすぐにでもアジャストしていかないとという気持ちでいっぱいでした。
緊張感あふれた一日を過ごし夜は違う屋台でチキンBBQ。
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気力体力を使い果たしてベッドに倒れこみました。
阿出川潤ブログ”Jun’s Oceans Life”より