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阿出川潤info

Tahiti day4-day5/阿出川潤

2015.06.07

サピナスゴーイングオフ朝ラグーンにぶつかる波の音で目をさましていつものようにシリアルを食べてからサピナスへ。 ステイしているロッジの前も明らかにサイズアップしていました。

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ラグーンにぶつかった波がもういちどリフォームしてその波をレースボードでうまく乗り継いでいるラルフさんの息子さん。

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エントリーするビーチも昨日よりさらにカレントが早くなっている、波によりラグーンに入り込んだ水の出口が左奥にありそのチャンネルの幅がほん の5mくらいしかないのでそこからものすごい勢いでラグーン全体の水が流れていてそれがインサイドから20mくらいアウトサイドを左から右へ川のように流 れている。
アウトサイドに出てチャンネルからみるとすでにSUPサーファーが数名いて近づくとオーストラリアのジャスティン.ホーランド、ボー.ニクソ ン、そしてデーブ.ミラ−超人軍団。今回誰と会っても”タヒチまでよく来たな”という感じでアウトサイドでここにいることにお互いを称えあっているのをす ごく感じる。 SUPコンテストでは最強のコンディション、ここでは勝ち負けというよりもこの海を目の前にしていることた大事でした。
 セットは10ftオーバーくらいでその巻き方は昨日までの比ではなく、いろいろ表現の仕方があるかもしれませんが”シリンダー”もしくは”トンネル”そんな感じ。 ここで改めてラルフさんとベティアさんがいうサピナスもサイズがアップすればチョーポーと同じ感じになるというのがわかりました。
まずは横からこの三人がどんなタイミングでテイクオフするのかを見ているとみんなものすごいレイト気味で完全にうねりに合わせてそこから一気に波に張り付きながらテイクオフしていく。
そんな中セットで見せたジャステインのバックサイドからの狂気のプルイン….こんなものしかもSUPで見たのは初めてだし映像でも見たことがない鳥肌もののバレル。
まずはこれはレイトでしょう〜というタイミングで板を走らせと同時にグラブレイルであとは弾丸のようにバレルに入っていく、テイクオフしたとこ ろから3mくらいしか離れていなかったのですがテイクオフしてまぶたきする間もなく僕の5mくらい下をビシーとグラブしたまま走り抜けて行ったのには痺れ た….。
というか自分の30cmくらい横はもうすり鉢のように下がなく、その中を人が抜けていく光景なんてみたことがなくこんな波乗ってしまっている自分を想像すると”実はこれすごくやばいんじゃないの^….”と普通のメンタルではやっていられないそんな波でした。
ただ自分たちの目の前で最高のパフォーマンスを見せてくれたおかげで波に対する恐怖心よりもこれをやりたいという気持ちのほうが強くなっていたのは彼達のおかげ。
このセッションでも4本ビシッとメイク、ヘビーにくらったのもありましたがベストがかなり巻かれたあとのリカバリーを助けてくれていました。
本橋くんも同じくポジショニングもテイクオフもバックサイドながらもしっかりと調整できていてさすがに世界を舞台にやっているだけあってコンディションへのアジャストが早い。
ランチを食べて夕方もサピナスへ。
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すごいドロップを見せるローカルボディーボーダー
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この後のライディングではスタイリッシュなスタンディングチューブをメイク
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この波を真横に見て、乗り、そして世界最高のライディングを見て、得た物ははかりしれません
アウトサイドにはオアフのライダー、ノア.ジェネラ、モー.フレイタスがライディング。
二人とも波にのればやはりすばらしいライディングをしているのですが波が波なのでかなり慎重に選んでいる感じ。
モーはボードが折れてしまい、小さめのボードでやらなくてはいけなく深いポジションからいけなくなってしまっているのを悔やんでいたようです。
 ここでも何本かいいセットを掴んで、かなりポジショニングなど慣れている時うかつにもいつもより深く、そして岸寄りのポジションを取っている時にこの日一番のセットが….
左沖にはノア、右沖には本橋くん、その真ん中でしかもインサイドよりが僕。
3人とも猛烈なパドルでアウトサイドにむかうも波がどんどん切り立ちそれはもう越えていけるサイズ、そして角度ではなくまずノアが飛び込み、そ して本橋くん、あの二人大丈夫かよ…..とでも冷静に考えればそのすぐあとに僕もくらうことを考えるとこれは本当にやばい、やばい、やばいとパニックにな りそうな気持ちを抑えて”大丈夫、大丈夫、大丈夫”と自分を落ち着かせてから一度一気に息を吐きそこから思っ切り吸い込む。潜る瞬間頭上をみると屋根のよ うに水のドームができあがりその屋根の中をノアの黄色いボードと、ピンクの本橋くんのボードが透けて見えていき….
マウイで教えてもらった呼吸法をまさかこんな形で試すとことになるとは思いもよりませんでしたが….
波に巻かれたあとすぐに無重力状態になりそこから一気に海底に持って行かれて体が引き裂かれそうになりながらも冷静にいると体が浮き上がり…. 水面にあがるかと思うと海中でまた次の波がきて今度はさらに深くもっていかれていきカウントはしていませんでしたがかなりの時間ひきづりこまれてようやく 出たらまた次のセットで巻かれてその時体にリーシュがからまりそのままひきづられリーシュをリリースしようととしても体が動かないのでリリースできずパド ルを離してようやく抜け出ることができました。
ノアはリーシュが切れてボードをロスト、僕はパドルをロストしましたが同じ波に巻かれた本橋くんが拾って持ってきてくれた時には彼も”やばいじゅんさん、まだ手がふるえてる….”とアドレナリン出すぎてしまっている感じ。
僕はここでもうやめる勇気も必要なんだなと冷静になってこの日はこれで終了。
本橋君もあと一本と言っていましたが冷静にアウトサイドを見ると僕たちがくらっている間にほとんどのサーファーがセッションを終えていて誰もいない状態だったので改めて冷静になり彼も今日のライディングを終えてビーチへ。
ベストを着てなかったら間違いなく3ウェーブ目を海面の中にいてくらっていたと思うと本当に日頃から心肺機能をきたえていて良かったと感じました。
後から聞いた話だとこの一部始終を見ていたボディボーダーがあれは本当にやばかったと周りにサーファーにも言っていたようで、あの波をサバイブしてまたライディングしているその姿勢が評価されているようでした。
嬉しいのか嬉しくないのかよくわからないことですが笑車に戻り今日も無事に終わったね….と言いながら帰路へ。

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サイズが上がった数日間は車の中もバカ話もしていましたがいいようなない緊張ではりつめていました

この日の夜はあのワイプアウトのことを考えるとなかなか寝付くことができませんでした。
Day5
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先日の波がビーチから3mほどの高さのロッジにも押し寄せてコテージの前まで波が来ていた形跡が….
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先日よりはサイズダウンしていましたがそれでも家の前のラグーンにはときおり8fクラスの波が押し寄せていて地元の人たちがそこからのこぼれ波をレースボードでグライドして楽しんでいました。
先日のワイプアウトにこりずにまたサピナスへ。
アウトサイドではコディやゼーンがセッションをしていてみんな会うと、よくタヒチまできたな!!と喜んでくれていました。
場所が場所で波も特別なのでここにいるだけで一種の連帯感が生まれその海で一緒のセッションに参加できていることが最高でした。
先日の爆弾セットがあったのでこの日ライディングしていた選手のほとんどがベストを着用していました、やはりSUPボードは物がでかいので巻か れた時にもってかれが尋常でなく巻かれた時の引き込まれを考えるとサイズがある時は絶対着た方がいいというのが確信にかわりました。
僕は明日からトライアルなので午前のセッションだけで終了。
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夕方は本橋くんだけまたアウトサイドへ、そこにジャスィンもいて”おまえらあのやばいセットくらったんだってな??””あれは本当にやばかった”と世界の お墨付きのをくらっても前に進んでいた僕達、この言葉がなんか妙にパワーをもらって次の日からのコンテストもOKという気持ちになれた笑
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昨日狂気のバックサイドのプルインを見せつけていたジャスティン。
夜早めに夕飯を食べて次の日からのコンテストに備えていたのですが家の前のビーチもかなり荒れていて夜遅くまで波の音+緊張で寝れず眠りにつけたのが夜中の2時過ぎでした。いよいよサピナスプロトライアルスタートです。
阿出川潤ブログ”Jun’s Ocean Life”より

OCEANS WATCHER

阿出川潤

プロオーシャンスポーツアスリート
出生地 千葉県いすみ市
居住地 千葉県いすみ市
生年月日 1973年8月3日
TED SURF OCEAN SPORTS代表取締役
サーフユナイテッド株式会社取締役

スポンサー:Patagonia、Naish、GoPro

TED SURF OCEAN SPORTSホームページ
http://www.tedsurf.com/

阿出川潤ブログ”Jun’s Ocean Life”
http://oceanlife.jp/blog/

阿出川潤facebookページ
https://www.facebook.com/jun.adegawa

サーフショップを経営する父と母の間に生まれ幼少のころからボディーボード、そしてサーフィンと海を中心とした生活を送り小学高学年になるとウィンドサーフィンを始め風を受けて海上を自由自在に走れる事の魅力に取り付かれ高校を卒業と同時にウィンドサーフィンのメッカ、ハワイ.マウイ島に生活の拠点を移しウィンドサーフィン、サーフィンを中心とした生活を6年間送る。
帰国後プロウィンドサーファーとして国内のコンテストを転戦、フリーライドでは台風やエキストリームコンディションでのライディングなどがフューチャーされ注目されるがハワイでのウィンドサーフィンと千葉外房エリアでのコンディションのギャップに悩んでいたところにカイトサーフィンと出会う。
ウィンドサーフィンほどの強い風もいらず、今まで見向きもしなかったコンディションが最高のフィールドになり九十九里外房エリアのパイオニアに。
現在は1964年、父の代から続く老舗サーフショップの看板を大事にしながらカイトサーフィンの普及につとめ、また風がないときはサーフィン、そしてSUPサーフィンなどのニュースポーツをいち早く取り入れ海で遊ぶ事によって健康で充実したライフスタイルを送れる人が一人も増えたらと日々自らを海というフィールドでトレーニングをしています。

現在はショップオーナーとして、またpatagonia社のアンバサダーとしてサポートを受けプロライダーとしても活動し海を中心としたライフスタイルを送っています。

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