Summerデザインもかっこよくお洒落です
週末開催された青島漕楽祭2015。
土曜日のテクニカルレースに続き日曜のディスタンスレース(16km)でも1位になり、総合優勝することが出来ました。
この大会は去年と同じく日本の速い選手達が参戦していました。メキシコから帰国した直後の大会だったので疲れや時差ぼけもある為、出場するか迷いましたがシーズン初めにレースしたい選手達が沢山いたので参戦することに。
トップレベルの選手は多かったのですが一般の参加は残念ながら非常に少なく。来年はもう少し参加者が増えるといいですね。
この大会は一般の方だけでなく、エリートの選手も満足出来る大会です。ふじたさんの運営もスムーズ。ジェットも沢山出て安全管理もバッチリ。トモさんが設定するコースも面白い。海外のレースと変わりません。
そしてパドラーの為のレースです。エントリー費にはお弁当代も含まれ、エリートディビジョンは海外のレースと同じくプライズマニーが用意されます。
賞金に関してはあまり触れたくないですが海外遠征中もこの話が多く、今回も感じたので少し書かせて頂きます。
日 本の他の大会は参加者が多いのに賞金がないレースがほとんど。海外のでは100人以上参加者が集まるレースはエリートでは賞金を用意しなくてはいけないと いう暗黙のルールがあります。これは主催者達が利益の為でなくSUPをスポーツとして盛り上げる為に大会を開催しているからです。トップ選手はスポンサー との契約などもあり大会に協賛しているメーカーの商品を貰っても使えないことがほとんどです。
お金を出してくれる企業がスポンサーでつかなくても100人集まれば難しいことではないと思います。(実際僕もTeamKokuaで大会を開催しています)
今 の現状は大会を盛り上げる選手ではなく開催者が利益の為に開催している大会が多い。今後SUPがプロスポーツになり、若い選手などがこのスポーツのプロを 目指したいと思わせるにはこの大会主催者達の後押しが必要です。こうならないと海外にはいつまでも追いつくことが出来ず最終的に国内でSUPはスポーツで は無く、趣味で終わってしまいます。
今回はそういう意味でスポーツとしてのSUPを後押ししてくれる大会でした。主催者の皆さんに感謝です。来年はもっと沢山の人達がこの宮崎の素晴らしい海で漕げるように僕も働きかけます。
そして今回板の用意やサポートをしてくれたSIC羽田さん。宿の手配や大会に協賛してくれたKialoa JapanのShojiさん。そしていつも応援してくれて最高の写真を撮ってくれるSonoに感謝です。
次は6/13のMolokai OC1世界大会に向けて調整します！
Kenny
金子ケニーブログ”Paddle with Aloha”より
