SUPのインターナショナルシーンで今年最大のPacific Paddle Gamesを総合順位23位で終えました。
今年1年目のPacific Paddle GamesはSUP世界ランキングのトップ20の内18人、トップ50の内36人が参戦。世界各地から90人近くのパドラーがプロディビジョンに参戦し、 イベントの総合参加数は500人を超えました。土日で開催されるこの大会はSUPのメッカであるDana Point, CaliforniaのDoheny Beachで5−7フィートの炸裂した波が立つ中開催されました。ギャラリーも3000人を超えたと言われています。
このレースはテクニカルレースとディスタンスレースの総合ポイントで順位を決める大会。
土曜日にテクニカルレースの予選が開催され、日曜日の朝に9kmのディスタンスとテクニカルの準決勝、そして最後30人が決勝行われました。
今回波が高かったため、テクニカルレースはテクニックやスピードもそうですが波を超える技術、乗る技術と運が大きく順位を左右しました。浜まで同じ波に8人ー10人が乗り上げ、最後はランで順位が決まる展開も多く見られました。
土曜日の予選は無事勝ち上がり、日曜日のディスタンスレースはスタートは好調だったものの、レース展開でのミスが影響し24位。
テクニカルの準決勝は7位で決勝に上がり、決勝ではあそこで1メートル前にいたらというところで波を越えられず、最後は16−23位の選手が同じ波に乗ったがランで負けて22位。
2種目の総合得点で今年最後の海外レースを23位という結果になりました。あそこでもっ と走れていたらとか一本前のうねりに乗っていたらトップ20や15に入れたと思うと悔やみますがシーズン初めからの成長を考えると納得ができる結果だと思 います。もちろん満足はしていません。
総合順位はこちらから:http://ppg.supthemag.com/results/
このようなレースは本当に紙一重の出来事が勝敗や順位を左右するため、集中力や自然を味 方にする。小さな技術の違いが大きく結果を左右すると感じました。観客もアクション豊富なのでかなり盛り上がっていましたが、危険性も高いレースでもあり ます。順位関係なく、やっている方はかなり達成感があり楽しめるレースでした。
海外レースに今年から出場し始めて自分に足りないことを全て再確認できたレースとなりました。足りないことも多いですが今年1年を通して対等に戦えることも沢山あるとわかったので習得が大きい一年となりました。
まだ、国内では11月の全日本もありますが今大会で海外シーズンを無事終えることが出来ました。
いつも応援してくれるスポンサーの方々、ファンの皆さん、そして家族や友人達には本当に感謝しています。
来年は更に上を目指したいと思います。沢山の応援ありがとうございました!
Kenny
金子ケニーOfficial Website より